![](https://i0.wp.com/www.goutaro.com/wp-content/uploads/2019/09/550f506fcb47a01daf2cbd46923dd9be-e1568098122585.jpg?resize=640%2C358&ssl=1)
いよいよJALの国内線予約(特典航空券含む)のルールが変更し330日前からの予約が可能となりました。
今のタイミングだと年末年始はもとより2020年の春休み、GW、夏休み前半まで含まれるので9:30から航空チケットの確保に走ったヒトも多かったのではないでしょうか。
![](https://i2.wp.com/www.goutaro.com/wp-content/uploads/2019/09/2e8a4d463b599a9dd39d5988da21233b-e1568098284559.jpg?resize=640%2C154&ssl=1)
その結果…チーン。JALの弱々サーバーはまたもやられて、しばらく何もできない状態が続きました。
しかし日頃からJALの弱サーバーと戦っているJAL愛好家やJAL修行僧、マイラーの猛者たちは、リロードを繰り返せばいつかは捕らえられること、30分ぐらいでだんだん解消していることを知っているのです。
※JAL修行僧=JALに特に無駄に乗りまくってJALのステータスメンバーを目指す人々
リロード大合戦ですね。
ワタシも大合戦に参加したメンバーの1人ですが、予約開始9:30に間に合わずに焦りました。しかし弱いサーバーのおかげでそれほど出遅れること無く参戦できました笑。
今回は新しく始まったJALの国内線予約330日前ルールの実際について言及したいと思います。ルールの詳細はこちら。
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目次
JAL国内線の運賃クラスはどうだったのか?
今回JALの国内線運賃が搭乗日の330日前に一斉に開放されるにあたって、一番懸念していたのは今までの運賃の組分けやそのお得度がどうなるのかでした。
JAL先得について
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まず最もお得なJALの先得については同じでした。
- ウルトラ先得|75日前まで
- スーパー先得|55日前まで
- 先得割引タイプB|45日前まで
- 先得割引タイプA|28日前まで
以上の先得運賃を搭乗日の330日前の午前9時半から購入することができます。
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(2019年10月27日搭乗分以降)55日前までなら取消/払戻手数料の440円のみでキャンセルできます。ただし航空券1枚(1区間)につき440円必要です。
※2019年9月30日以前に購入した場合は430円
JAL特割(特便割引)について
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特割についても同様です。
- 特便割引21|21日前まで
- 特便割引7|7日前まで
- 特便割引3|3日前まで
- 特便割引1|前日まで
これらの運賃を330日前の午前9時半から購入することができます。普通に考えたら先得を購入するほうが賢いのですが、それぞれの運賃には座席数が設定してあり、残席がなければ次に高い運賃に手を出さざるを得ません。
また特便は先得にはない搭乗ボーナス400FOPが付与されるので、あえて特便運賃を選ぶ時もあります。
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特便の取消/払戻手数料も55日前までなら先得と同じ440円です(2019年10月27日以降)。ただし55日前から出発にかけてのキャンセル料は先得が運賃の50%に対して特割は5%となっています。
より高い運賃であるが故に、その辺りにアドバンテージが有るわけですね。
330日後までのざっとした運賃はどうだったのか?
2019年9月10日から始まったJALの新しい国内線発売でも、運賃の組分けは今までと同じことが分かりました。では実際の運賃はどうだったのでしょうか?
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今までの運賃ルールは表のとおりで、先得が安くて特便がより高くなるわけですね。しかも残席連動性で、残席が少なくなれば同じ運賃カテゴリーでもタイプが変わり値段が上がってきます。
こちらに関しては、2ヶ月後でも10ヶ月後でもほぼ変わらないという神対応(?)でした。
日数が遠いほど高くなるというわけでもなく、土日祝日や繁忙期、そして時間帯に合わせた値段設定なのは330日後でも変わりません。
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例えば2020年8月2日(日)の羽田ー那覇路線です。夏休みの沖縄という時期なので先得と言えども非常に高額気味ですが、いつもと同じぐらいですし安い時間帯はやはりちゃんと安いです。
ANAも国内線運賃を355日前から購入できるANAスーパーバリューアーリーを設定していますが、こちらはかなりお高めの値段設定なので、半期に一度のスーパーバリューが発表されたらそちらに予約をし直すのが常でした。
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実感としてはスーパーバリューにすれば料金は3分の2から半額ぐらいになります。その代わりスーパーバリューアーリーは55日前に入ってなければキャンセルに料金はかかりません。
JALは常に1チケット440円のキャンセル料が最低限必要ですが、そのぐらいのリスクで繁忙期の安いチケットを確保できるなら安いものかもしれません。
国内線特典航空券はどうだったのか?
今回のJALの国内線運賃ルールの変更では、JAL国内線特典航空券も同様に330日前から予約することができます。
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予定が判明しにくい先々の特典航空券を予約するリスクは、1予約ごとにかかる3,100円の払戻手数料ですね。なので、確保できる予約は早々に確保するのがおすすめになります。
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2020年GWの羽田ー那覇は早々に満席となっています。
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しかし2020年8月2日(日)の羽田ー那覇はまだ残席がそれなりにあります。常識的に考えて、こんな先の予定を入れれるヒトはそんなにはいないでしょうし、JALの国内線特典航空券はもしかしたら少し予約しやすくなったのかもしれません。
ブリティッシュ・エアウェイズのAviosを利用したJAL国内の特典航空券も330日先まで予約できるようになりました。枠はJALと一緒です。
JALのマイレージ修行への影響はどうか?
さて実際に330日先のJAL国内線の予約がお得にできることが判明して、JALのステータスを目指すマイレージ修行への影響はどうなんでしょうか?
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![](https://i1.wp.com/www.goutaro.com/wp-content/uploads/2019/09/fe0a687dfa0ba0997e5c4da672764c8a-e1568101051832.jpg?resize=640%2C527&ssl=1)
今までは2ヶ月前からしか予約できなかった特便ファーストクラスや特便クラスJも先々まで予約できるようになりました。コレが大きいですね。
それらの運賃を利用した羽田ー那覇路線はステータスのために積み上げるFLY ONポイント(FOP)が最も高くなるので、より安い運賃で予約できればお得に修行ができるようになります。
結果としては、先だからより安いとか予約しやすいということは全く無く、2ヶ月前からの予約時と比較しても運賃も空席数も大差ない結果となりました。ちょっとお得かな?と思うパターンもありますが、大勢ではありません。
先々の予約なのでより安価になったらいいなという期待は裏切られました。しかしいい点もあります。
今までは先得と特割の発売日に差があったので、とりあえず先得で予約して2ヶ月前になったら特割に(キャンセル料を払って)差し替えるということも考える必要がありました。
これからはすべての運賃を比較することができるので、余計な手間は必要なくなりました。朗報と言えるでしょう。
どうせキャンセル料(取消/払戻手数料)は1区間あたりに必要になるので、修行を考えている日程の330日前になったらどんどん予定を入れたらいいんだと思います。
こんな先に入れる予約はキャンセル率も高いので、希望の便と運賃が空いてなくてもちょくちょくチェックを入れるのは有効かもしれない…
まとめ
JALの国内線運賃ルールの変更について、実際に予約が始まったので気になっていた色々なことを検証してみました。
- 運賃クラス→変わりなし
- 実際の運賃→変わりなし
- 先々の予約の確保のしやすさ→さほど変わりなし
- 特典航空券のとりやすさ→かなり先だとやや取りやすいかも、大きな違いなし
- JAL修行への影響→あまり変わりなし、予約は早めに
結局、予約がかなり早くできるようになった以外は今までと大きな違いはないな、というのが第一印象です。
まあその先に予約を入れるのが困難な人も多いので、せっかく旅行を考えてもお得な運賃が売り切れ祭りで料金が高くなってしまう、というパターンが一番悲しいでしょうね。
なので、とりあえず440円のリスクを背負って予約を入れておくというか、365日年がら年中旅行のことで頭を一杯にしておく必要がある、ということだと思います^^;
コレってJALの奴隷?いや戦略か??