ANAカード

【さらばソラチカカード】ワタシはnimocaと共に行きていく-簡易マイル製造カードを解約した理由は?|解約時の引き止めは当然なし

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ANA To Me CARD PASMO JCB、通称「ソラチカカード」は特にANAマイラーには必須のカードです。それはひとえにソラチカカードに貯まったメトロポイントを90%という破格の交換率でANAマイルに移行できるからです。このカードが発表されてANAマイルへの交換ルートに利用されるまでは、一般的に多くのポイントをANAマイルに交換するには50%の交換率で半減を覚悟しなくてはならなかったから、衝撃的だったことでしょう。

その後ネットを調べればANAマイルを爆発的に貯めれる技なるものが氾濫しており、ワタシも乗っからせて頂き陸マイラーの道を歩み始めました。

兎にも角にもこのカードがないと話しにならないということで、まず最初に発行を申し込んだことを覚えています(次に申し込んだのはANA/VISAゴールドカードです)。

しかしこの苦楽をともにしたソラチカルートともついにお別れを告げることを決心しました。普通に持っていても年会費が2,160円で継続マイルが1,000マイルもらえるし、どうかしたら年会費を810円まで押さえることができます

ただただ1,000マイル製造機としてキープしてもいいソラチカカードですが、それでもこの度解約を決意しました。ソラチカカード解約の方法や理由などを思い出話と共にお届けします。

ソラチカルートの繁栄から終焉へ

つい1年前(2017年度)までANAマイラーはソラチカカードを利用してポイントを90%の交換率でANAマイルに交換することができていました

各ポイントサイトからドットマネーを経由しメトロポイント、そしてANAマイルに交換する方法は「ソラチカルート」と呼ばれ多くの人が利用してきました。しかしそんな流れに待ったがかかります。

2018年3月をもってドットマネーを含め多くのポイントサイトやポイント交換サイトからメトロポイントへの交換が中止となりました

一説によればメトロポイントからANAマイル製造機としての利用があまりにも多くてJCBさんがお怒りになったとか、ANAがうんざりしたとか・・・笑。

めげない陸マイラー|LINEルートの開発

しかし陸マイラーの猛者たちはめげません。唯一メトロポイントへの交換ルート中止を発表していないサービスがあったのです。それが「LINEポイント」でした。

そうしてこぞってまずはLINEポイントまで手持ちのポイントを交換する方法、そしてLINEポイントそのものを貯める方法、さらにLINEポイントからメトロポイントに交換する方法が切り開かれ「LINEルート」として蘇り、引き続きメトロポイントをANAマイルに90%交換率で交換できるソラチカルートの首は繋がりました

LINEルートはワタシが参考にさせていただいているブログ記事をいつも紹介しています。

LINEルートを解説しているブログにより諸説がありますが、一般的にはLINEルートを利用したANAマイルへの交換率は81%(切りよく80%でもいい)と思って下さっていいと思います。

現在はECナビというナイスなポイントサイトが交換増量キャンペーンを行っていて、コレも諸説がありますが交換率が85%近くまで高まるので(条件あり)、ソラチカルートに遜色ない交換ルートとなっています。

ワタシはLINEルートは使わない|ソラチカカードのお友達ニモカカードがあるから!

しかしワタシはLINEルートを利用したことがありません。一番の問題点はあまりにも交換ルートが煩雑だったからです。ハッキリ言えばめんどくさい!この一言でした。上記ご紹介したLINEルートの記事を見てくだされば分かると思います。

その後G-pointを介したルートやLINEポイントへの直接交換ルートなどが切り開かれ、そのデメリットもだんだん解消されつつあります。まあLINEポイントからメトロポイントへの交換が1,000ポイントずつ小分けにしないといけないのが解消されない限り利用する気は起きませんが・・・。

それでも頑なにLINEルートを利用しないのは、ワタシにはソラチカカードと同じANA交通系IC一体型カードのニモカカードがあるからです。

ニモカカードは交通系電子マネーの1つであるnimocaのポイントを貯めることができ、そのnimocaポイントはANAマイルに70%の交換率で交換できるのです。

各ポイントサイトからニモカルートを利用してANAマイルを貯めるルートを図示すると上図のようになります。

このルートの特徴はG-Pointを経由すれば最短で4日間でANAマイルまで交換できること、そして月の交換上限が実質無いことです。

ただ最大の問題点としてnimocaポイントからANAマイルに交換するのに「ポイント交換機」が必要で、九州か函館にしか実機がないことが挙げられます。つまり最終的にANAマイルに交換するためには九州か函館に行かないと無理ということです(nimocaの運営母体である西日本鉄道のバスが走る九州各地か、nimocaシステムを取り入れた函館市電・バスのある場所)。

そしてLINEポイントに劣る70%のポイント交換率、それゆえに大量短期間にANAマイルを貯めるには優秀なルートではありますが、そんなにメジャーじゃありません。

ニモカルートの詳細については下記記事をご参照下さい。

【最短4日間でANAマイルをざっくり貯めるニモカルート完全解説】ANA/VISAnimocaカードを使ってニモカポイントをANAマイルに交換 「陸」で貯めたポイントを利用して各航空会社のマイレージプログラムの「マイル」を貯めている方々は「陸マイラー」と呼ばれています。「...

しかしワタシはLINEルートの煩雑さとLINEサービスの胡散臭さと、ニモカルートの簡便さ、何よりそんなに大量にポイントが貯まっていないことなどを理由に、LINEルートには手を付けずニモカルート一本に絞っています

これだけ素晴らしいニモカルートですがメリットよりデメリットが上回るので、多くの人はLINEルートを利用しているようですし、ワタシもそりゃそうだとは思っています。

そしてさよならソラチカカード

素敵なソラチカカード、お世話になったソラチカカード、だいちぃさんの記事通りならば810円で1年に1回1,000マイルもくれるソラチカカード、首を切るには非常に勇気がいることです。

しかしソラチカルート閉鎖の原因となった1つの要因としてクレジットカードの「死蔵が挙げられました。死蔵とは文字通り、発行したクレジットカードを利用せずに奥底に封印しておくことです。

ソラチカカードは東京メトロを日常的に利用しているヒトにとってはかなりポイントが貯まるクレジットカードらしいですが、残念ながら遠く離れた九州在住の身としてはソラチカカードはなかなか使う機会に恵まれません。

それ故に死蔵されていたのですが、クレジットカードの死蔵は自分の信用情報「クレジットカードヒストリー(クレヒス)」を傷つける行為でもあるのです。自分のクレジットカードヒストリーはCredit Infomation Center(CIC)で確認できるのですが、そこで多くのクレジットカードを保有していて、ほとんどが利用していないことがバレると、次のクレジットカード発行が厳しくなったりします。このヒトは入会ポイントだけを狙ってそうなヒトかな?などと思われたりして、自分のクレジット(信用)に疑問が付く可能性があります(あくまで可能性です)。

それゆえ全く利用していないクレジットカードは折を見て解約するほうが結果的には吉となります。まあ実際には死蔵カードを数枚持っていようが、クレジットカード発行の妨げになっている感じはありませんが・・・。どちらかと言えば短期間に大量にカードを発行するほうが心象はよくなさそうです。

昔の名残で「死蔵 ANAマイル」とかで検索すると結構いろいろな記事がヒットしますが、ワタシは発行したクレジットカードはすべて頑張って月に1,000円程度は最低でも利用しています。

ソラチカルートの解約法は簡単

ソラチカルートの解約方法は簡単です。ソラチカカードの裏面に乗っている「JCB」の電話番号に電話すればOKです。最初から最後まですべてガイダンスのみで終了します。

なので解約引き留めボーナスマイルやポイントなどあるはずもありません笑。

いなくなる時はあっさりしたものですね。このカードで何十万とANAマイルを貯めてきたのに・・・。

まとめ

陸マイラー特にANAマイラーには未だ必須とも言えるソラチカカードですが、カード継続1,000マイルを惜しみつつも、自身の信用情報を傷つけないためについに解約してしまいました。LINEルートは利用しないし、1,000程度のANAマイルは2,000円ぐらいで購入することも可能なので、大した問題ではありません。

実際には持っていてもいいとは思うのですが、ポイ終活(ポイント活動の結果乱れた身辺を整理すること)を行っているとどうしても存在が気になるので切り飛ばしてしまいました。

他の皆さんはLINEルートをメインで利用しているでしょうから解約しちゃだめですよ〜〜(^_^;)。

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POSTED COMMENT

  1. あの より:

    ゴータローさま、いつも拝見させていただいてます。以前より疑問に思っていたのですがゴータローさまの場合、マイルを使うこと少ないような気がするのですが。
    いわゆる、上級会員にはなられていますが。。

    • ゴウタロウ より:

      コメントありがとうございます(^^)。

      実際おっしゃるとおりで、貯まったマイルはコインにして利用することはありますが、そのぐらいです。
      ワタシの場合家族4人分の特典航空券が必要なので、マイル数はともかく席の確保が難しいのが第一の理由です。

      もう1つは陸マイラーと同時にステータス修行を始めたので、ココ2年有償チケット購入が必要だったのがもう1つの理由です。

      幸いその辺は落ちつきましたので、
      来年は3回、マイルを利用した特典旅行を予定しております。

      デルタにANAにJALです。

      アウトプットを示さないと確かに机上の空論になってしまいますね。
      ご指摘ありがとうございます(^^)。

  2. あの より:

    いえいえ悪い意味でなく、ゴータローさまの経済的ステータスではマイルが必要ではないのだろうなと思った次第です。ソラチカバッサリは凄いの一言です。

    • ゴウタロウ より:

      ありがとうごございます(^^)。

      繁忙期しか飛べないマイラーなので、やはりマイルで飛べるならばそれに越したことがないです。

      ただ往復同日に予約して、復路だけ後で移動させるとか、あんまりそう言うテクニックは使わずに、
      特典取れなかったらすぐに諦めて有償にしちゃっているのも事実ですが(^_^;)。

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