ヒルトン特集

【宿泊記】子連れでのヒルトン沖縄瀬底リゾート宿泊の率直な感想

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ヒルトン沖縄瀬底リゾートは、ヒルトン・ワールドワイドが満を持して沖縄に建てた初のビーチリゾートホテルです。

沖縄のホテルはプールとビーチが一体となって過ごすことができるビーチリゾートホテルも人気のカテゴリーで、ヒルトンもやっとビーチリゾートを手に入れたわけです。

当ホテルの詳しい情報はnanatabiさんのブログをご参照ください↓

できたのは2020年7月からなので、この記事を書いている2020年9月もまだまだ滑り出しレベル。

しかもコロナ禍でまだ稼働していない施設もある中ではありますが、子連れ利用での率直な感想をお伝えしていきたいと思います。

お部屋

今回予約した客室はツインデラックスルームです。カテゴリー的には下から2番目です(階層が高いだけ)。ヒルトンダイヤモンドステータスによるアップグレード狙いでしたが、シルバーウィークでほぼ満席だったとのことでそのままの予約でチェックインです。

チェックインは夜中の0時半過ぎとなってしまったので、真っ暗な写真でおネムの子どもがすでに布団に入り込んでいます。

ヒルトン沖縄瀬底は6歳以上の子どもは大人と同額でエキストラベッドの設置となります。今回はベッドとベッドの間に隙間なくエキストラベッドを入れてくれたので家族ゴロゴロ寝れて幸せでした。

大人2人に小学生1人、未就学児1人で余裕を持って寝れるベッドスペースな上に、奥にはテーブルセットも残っていたので、客室の広さとしては十分です。

ウェットエリアはこんな感じです。バス・トイレ別々の独立形式なので、子ども達をお風呂に入れてワッシャワシャ洗うには過不足ない設備でした。

ベッドとの間のガラスはロールスクリーンで遮ることができますが、ちょっとチープな作りです。

客室で一番不便だったのは、クローゼットの収納が少ないことでした。長期滞在するときに着替えをしまうには家族連れとしては全然容量不足でした。ただその分スーツケースを広げるスペースが広かったのでなんとかはなりました。

食事

朝食を取る場合は、基本的に1階のビュッフェ会場「アマハジ」に行きます。ワタシが利用したときはラウンジでの朝食の提供はありませんでした。

ビュッフェ会場は回転が良かったのか、シルバーウィークの満室状態でもそこまで並ぶことはありませんでした。ステータスホルダー専用レーンはこのときはありませんでした。

少なくともワタシが利用したときの朝食ビュッフェの内容は可もなく不可もなし、です。内容もメニューも味も(ワタシにとってはですが)率直に言って普通です。

大人が心躍るようなメニューも、子ども飛びつくような食べ物も特にありませんでした(子どもも好きなウインナーとかパンオショコラとかはあります、ただキッズ向けメニューみたいな特別なものはありません)。沖縄っぽいのは少しだけありました。

昼食はアマハジのランチビュッフェか、アマハジのアラカルトメニューか、プールサイドにある売店の軽食か、を選ぶことになるでしょう。

プールサイドで注文できるハンバーガーセット(1,600円)とフライドポテト単品(700円)です。

ハンバーガーは「アイランド風」と銘打っていて、アボガドやフルーツ系の何かしらが挟まっているので、取ってあげないと子ども的には美味しく食べれないかもしれません。

税サ込みになるとさらにお高いホテル値段になりますが、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンに加入していて、部屋付精算にすれば20%割引を受けることができます。

※その場で会員番号と会員資格期日を尋ねられるのでメモっていきましょう、精算時に割引を適用させるのではなくてレストランで料金を割引した上で精算に回すようでした

昼食・夕食はインルームダイニングを利用することもできます(もちろん朝食もですが)。子どもが好きそうなチーズバーガーやソーキそば、大人もクラブサンドイッチなど選べメニューの内容は子連れ家族も満足できます。

もちろんすべて2,000円前後のホテル値段ですが。

ただ実はインルームダイニングのメニューはすべてレストラン「アマハジ」のアラカルトメニューと一緒なんですよね。

そして値段まで一緒。だったらインルームダイニングの方が子連れとしてはゆっくり食べれるので嬉しいのですが…レストランで注文すればおそらくヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの割引を適用できただろうから、その辺は考慮する必要があるでしょう。

我が家的には外で遊んで帰ってきた後部屋でお風呂に入って、そのまま部屋着で食事できるのは幸せでしたけど。

夕食は上記のインルームダイニングやアマハジでのディナービュッフェの他に、季節限定でプールサイドバーベキューも申し込むことができます。

BBQはキッズコースが予想以上に子どもが好きそうな内容で、なかなか楽しむことができました。なぜならハンバーガーとスパムおにぎりが付いているからです。

画像は最も安いBBQコース(6,000円)2人前とキッズコース2人前ですが、我が家は子ども達が必ず残すので6,000円コースで十分でした。

そしてココでもヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの割引を利かすことができます。お得感満載(^^)。

プール

プールは子ども用の水深60cmの部分と、柵に区切られ水深120cmのメインプールがほぼどの客室からも見下ろせる位置にあります。

スライダーがあるわけでもなくインフィニティのようでインフィニティもどきなだけのプールなので、子どもがそこまで楽しめるプールとはいい難いです…と思ったのですが、意外に子ども達はとても楽しかったようです。

プールに設けられているこのスペース、本来大人がビール片手にくつろぐためっぽい場所が、子ども的にはどストライクな遊び場だったようです。

ココから行き来して追いかけっこしたり、出たり入ったりしたりして飽くことなく遊んでいました。

ビーチチェアは基本争奪戦ですが、ずっとプールで遊んでいるので荷物を置ける場所に置けば別になくても我が家は無問題でした。

コロナ禍でオープンが延びていた室内プールですが、シルバーウィークに合わせて期間限定・時間短縮でオープンしていました。

ココは家族連れが大勢で遊ぶにはかなり狭いです。しかも密を避けるため、混雑時は入場制限を敷いていたものだから利用したくてもできない時がありました。

シルバーウィークは気温がぐっと下がってココにしか無いジャクジーを利用したいときが多々あったのですが、ジャグジーもなかなかの小ささです。

混んでいなければ、屋外プールより少し深めのプールで自由に遊べる子ども達は楽しそうでした。寒くないですしね。

更衣室やシャワールーム、ロッカーが併設されてあって、水着の脱水機もあったので重宝しました。

ビーチ

ヒルトン沖縄瀬底リゾートのビーチは、ヒルトンが建つ前からあった瀬底ビーチをそのまま利用することになります。

ホテル利用者専用エリアとか、ホテル利用者専用ビーチパラソルなどはなく(専用パラソルはあるけど有料っぽいです、1,000円?)、瀬底ビーチを運営しているスタッフに従って利用することになります。

遊泳エリア以外での利用に対して何度も注意のアナウンスを飛ばしていたので、今後もヒルトン専用エリアはできないような気がします。安全と環境保護のため、とアナウンスしていました。

砂浜なので荷物やタオルを置いておく小さなビニールシートがあればよかったなと思いました

しかしこの瀬底ビーチ、元々人気のあるビーチだったこともあってめちゃくちゃ楽しいです。

干潮時は水深が60cmぐらいになって、シュノーケルし放題のパラダイスになります。ココの魚たち、全然逃げません。

風が穏やかであれば、小さい子どもでも安心のビーチです。観光客が来るビーチとしてはそれなりに大きくて水質もきれいでした。

※ライフジャケットはホテルのプールサイドで無料で借りれます

それが満潮時は一変します。潮位が上がると瀬底島を囲むサンゴのリーフが水没するので、波がダイレクトに浜辺まで届くようになるのです。

そして基本的に外洋に面しているので、風が強かったりするとかなり強い波が波打ち際に押し寄せることになります。

これはこれで楽しいのですが、小さい子どもにとっては波に巻き込まれて危険な状態になる可能性もあるので注意が必要です。

この状態ではビーチから3メートルも行けば大人でも足が届かなくなりますし、海底も波で濁ったりして魚たちも逃げているので、シュノーケリングを楽しめる状況ではありません。

逆に言えば、瀬底ビーチは激しい波乗りビーチとしても穏やかなシュノーケリングができるビーチとしても楽しむことができるのです。

風と波が強い時の瀬底ビーチは大人でもあっという間に流されてしまうほどの状況です。スタッフの言うことはぜっっったいに守りましょう

ヒルトン沖縄瀬底リゾートに宿泊していれば、満潮と干潮の時間をチェックしておいて、それ以外の時間はホテルに戻ってプールで遊んだり食事をしたりと自由に行き来できるので最高でした。

これこそがこのホテルの特権と言ってもいいぐらいです。

普通のホテル併設ビーチリゾートはプライベートビーチではあるけど、その分遊泳エリアが狭かったり人工的であるがゆえに楽しめる幅はとても少ないと思うのです。

瀬底ビーチは、大人でも子どもでも心ゆくまで楽しめる最高のビーチでした。

干潮時はちょっと浅すぎて泳いでシュノーケルするのは大変なので、少しだけ時間をずらした方がいいとは思います

総評

2020年7月に新規オープンしたヒルトン沖縄瀬底リゾートを子連れで宿泊してきました。

客室に関しては飛び抜けているわけではないけど、子連れでも広々と利用することができました。ただ6歳を超えると添い寝は不可となるので料金がかさんだり、家族4人だと高い部屋しか宿泊できなくなるのは残念ですね。

食事は難しいところです。ホテル内にまともな売店はないので、買い出しは車に乗って瀬底大橋を渡って本島にまで行かなくてはいけません。なるべくホテル内で済ませたいところなのですが、あまり子ども天国なホテルとはいい難いので提供されるサービスも少なめです。

部屋で飲むビールとかお菓子はできるだけ買い込んで来ることをおすすめします。

朝食はビュッフェでクリアするとして、後はレストランのアラカルトメニューをうまく利用するのが高いけど子連れにはベターかなと思います。

プールはそこまで飛び抜けた存在ではないのですが、瀬底ビーチの楽しさと相まって交互に遊びに行けばあっという間に時間は過ぎていきます。

少なくとも子ども達は「また来たい」と帰り道に自然と言葉にするぐらいは楽しかったようです。

子どもの「楽しかった、また来たい」は重要ですね。

ただこのホテルの欠点はとにかく遠いことです。那覇空港からレンタカーで普通に2時間はかかります。時間帯によっては名護周辺は渋滞もします。

お父さんとしては移動の苦労を考えると恩納村あたりのホテルでごまかしたいところなので、ホテルの優先順位としては上位には来ないかな〜というのが感想です。

あと基本的に大人向けのラグジュアリーホテルという感じの位置づけの設備や雰囲気で、決して子ども天国なホテルではないことだけはお伝えしておきます。

今回は3泊しましたが、2泊で十分楽しめると思います。

あくまで我が家の家族にとっての感想をまとめました。もっと小さなお子さんと一緒の場合はまた違うかもしれませんし(我が家の場合はそれでも変わりませんが)、恋人と2人だったらまた違う視点になると思います

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