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10月1日13時よりJALの提携社特典航空券でハワイアン航空取扱スタート予定|ハワイアン航空側からもJAL特典が予約可能になります

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2018年3月25日よりハワイアン航空のコードシェア便を取り扱い始めたJALですが、最も待ち焦がれていたメリットが、JALのマイルを利用してハワイアン航空路線の特典航空券を予約することです。当初はアナウンスされてなかったのですが、2018年10月1日より相互に提携会社特典航空券の利用が可能になることがそれぞれの公式サイトに記載されました。

実際アナウンスされるまで半信半疑だったのですが、ANAとの提携時には無かったサービスでJALとハワイアン航空の本気度が伝わってきます。

必要マイル数や狙い所の路線はどこになるのでしょうか?個人的にはJALが持っていない「羽田ーホノルル線」を補完する意義が一番大きいとは思っています

JALマイルでハワイアン航空の提携社特典航空券取り扱いスタート

JALのサイトにハワイアン航空の提携社特典航空券の取り扱いについて載っています。

いくつも重要な点がありますが、まず重要なのは下記の記載です。

抜粋しますと

  • 2018年11月20日9:00より、JMB提携航空会社特典航空券の必要マイル数が変更になる
  • 現在の必要マイル数は2018年11月20日8:59までの申し込みに適応される
  • ハワイアン航空特典航空券は2018年10月1日13:00より予約スタートとなる

とのことです。JMB提携航空会社特典航空券の必要マイル数が変更になるのは既出のことでしたが、ハワイアン航空の場合にも当然適応されるということです。

11月20日からの制度変更によって、JMB提携会社特典航空券の必要マイル数は近距離以外は増加する改悪がすでにアナウンスされています。ハワイアン航空の場合はどうなんでしょう。

JMB提携会社特典航空券でハワイアン航空を予約する際に必要なマイル数|エコノミー

まずはエコノミークラスで確認します。

必要なマイル数は総旅程距離(マイル)で定められているので、ホノルルからカウアイ島に行こうがマウイ島に行こうが、または他の島に行かなくても必要なマイル数は変わらない、と言う前提があります。

この表に「ホノルルーハワイ島」以外がなぜ入っていないのかがちょっと不明です。東京ーホノルルーハワイ島と言うパターンもありますし、1,000マイル以下なので含まれそうなのですが(もしかしたら往復だとハワイ島だけホノルルから若干遠いのでオーバーするのかもしれません)。まさか単純な東京ーホノルル往復は発券できないなんてことはないと思いますが・・・ちょっと記載の仕方が不明ですね(^_^;)。

またハワイアン航空の東京ーハワイ島直行便も入っていません。ココはぜひとも欲しい路線なんです(;´∀`)。

ともかく最も関係してくるのは以下の部分です。

必要マイル数制度変更前制度変更後
新千歳ーホノルル39,00045,000
東京/大阪/名古屋ーホノルル40,00047,000

やはり制度変更前より後の方が必要マイル数が増えています。

注)東京ーホノルル(含むその他ハワイ4島)間の距離は~4,000マイルらしいので、実際は2,001~4,000マイルの枠に入ります。ですので、必要マイル数は多少減る可能性があります。

ハワイアン航空の必要マイル数は制度変更後は増えるのでJALの特典航空券の方がいいのかと言うと、JALの国際線特典航空券はPlusという新しい制度を導入します。

https://www.goutaro.com/entry/jalrulechange201807

ハワイみたいな人気路線は、Plusの導入によりJALだと必要マイル数がさらに増える可能性もあるので、その場合はハワイアン航空のほうがお得とも言えます。Plusで定められるマイル数はまだ予測がつかないので、どちらとも言えません。

Plusで繁忙期のハワイ路線の必要なJALマイル数が本当に10−20万マイルにもなるんだったら、ハワイアン航空の提携会社特典航空券を抑えたほうが安上がりです。

近距離ということでホノルルから、ハワイ島・カウアイ島・マウイ島への必要マイル数だけは往復利用で15,000マイルから12,000マイルまで減っていますが、元々この路線は有償でも1人2万円ぐらいで往復できるので、マイルを使っちゃうともったいないと思います

JMB提携会社特典航空券でハワイアン航空を予約する際に必要なマイル数|ビジネスクラス

次にビジネスクラスでの必要なマイル数を確認してみます。

コチラもJMB提携会社特典航空券の制度改正により悪影響を受けています。

必要マイル数制度改正前制度改正後
新千歳ーホノルル63,00080,000
東京/大阪/名古屋ーホノルル65,00085,000

もし2人でビジネスクラスを確保するとなると、+40,000マイルが必要になるわけで、今回の制度改正のダメージを実感します。

よりおトクにJALマイルでハワイアン航空特典航空券をゲットするのならば、10月1日以降11月20日になる前までに発券しましょう。

ハワイアン航空のマイルでJALの特典航空券を予約できるのか?

逆にハワイアン航空のマイルでJALの特典航空券を予約できるのかと言うと、コチラもJALのアナウンスに合わせて10月1日以降予約ができるようになることがハワイアン航空のHPに追加で記載されていました。

しかしハワイアン航空の特典航空券は、外国の航空会社でよくあるように燃油サーチャージが取られない分、必要なマイル数がべらぼうに多くなります

日本とハワイを往復するのに必要なJAL特典航空券を予約するのにハワイアン航空のマイル数は往復(Round trip)で

  • エコノミー|80,000
  • プレミアムエコノミー|100,000
  • ビジネスクラス|150,000

となっています。JAL提携会社特典航空券としてハワイアン航空を予約するのに必要なJALマイルは、同じ路線でエコノミーだと制度改正後でも47,000マイルです。燃油サーチャージが現在高めですが、それでも必要マイル数の差は埋めがたいものがあります。

ハワイアン航空のマイルを貯めたり使ったりすることに関しては、以前にまとめていますので下記記事をご参照ください。

ハワイアン航空のマイレージプログラムを徹底研究|JALと提携したハワイアン航空のシステムを勉強しておこう JALとの業務提携が発表されて俄然注目を浴びているハワイアン航空のマイレージプログラムは「ハワイアンマイルズ」です。今回ラグジュ...

ハワイアン航空のマイルでハワイアン航空の特典航空券を予約するのにも同様の大量のマイルを必要とするので、特典航空券の枠はかなり空いていますが、マイルを貯めることそのものが大変そうです。

ただそれ故に、ハワイアン航空のマイルを爆発的に貯めることができたら相当有用だと思います。

ハワイアン航空コードシェアの影響はすでに始まっている

JALとハワイアン航空が提携したことにより、JALの弱点だった羽田ーホノルル路線をハワイアン航空がカバーすることになります。2019年の夏、8月上旬まで予約できるようになっているので、そろそろ来年の夏休みについて本腰を入れて検討しなくてはいけません。

しかし調べてみるとJALとハワイアン航空の提携が影響とは思えませんが、ハワイアン航空公式から成田/羽田ーホノルル路線を確認するとめちゃくちゃ強気な値段設定なんです。

コチラはJALとの競合もあるハワイアン航空の「成田ーホノルル」線です。エコノミーの値段は往復で1人24万円ぐらいの設定ですが、JALのコードシェア便を選択すると、なんとエコノミーなのに1人往復で40万円の設定です。

JALと競合がない、競合するとしたらANAとなる「羽田ーホノルル」線でも強気の往復24万円設定です。ココでは羽田ー新千歳をJAL便を利用して新千歳からホノルル線をハワイアン航空で利用する設定も表示され、コレがコードシェア便の恩恵、ということなのでしょう。

ちなみにJALだと2人で30万円ぐらいだし、ANAでも同じ日程では同程度の値段でした。ハワイアン航空だけ2人で50万円の設定をしているとは、何を考えているのでしょう??

去年ハワイアン航空を利用してハワイ島のコナ空港に向かった時は、リーズナブルにエクストラコンフォートが購入できてとってもお気に入りだったのに、なんだかたちが悪くなってないかしらん(;´∀`)。

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JALが路線を持っていない「羽田ーホノルル」をJALサイトで調べても、名古屋や関空を経由するルートを表示させ、ハワイアン航空のコードシェア便はまだヒットしませんでした。JALサイドで予約するハワイアン航空の「羽田ーホノルル」コードシェア便の値段設定が気になるところです。

ちなみに今回調べた値段は2018年8月上旬の金曜日ー水曜日往復路線です。土日を絡めればもっと高くなるし、繁忙期を避ければもっと安くなるのでご注意ください。

もしかしたら10月1日以降、値段が変動したりコードシェア便がより多く表示されるようになるかもしれません。

まとめ

JALとハワイアン航空のの提携を発表してから半年後の2018年10月1日より、ついにJALの提携会社特典航空券にハワイアン航空が追加されることになります

ハワイアン航空の特典航空券は、必要マイル数が大きく貯めているヒトも少ないため、ハワイアン航空のマイルで予約する上では8月でも余裕で確保できる代物です。しかしより少ないマイルで予約できるJALマイルを利用した提携会社特典航空券でハワイアン航空を発券する場合、どのぐらい席が確保されているのか未知数です。

取れるかどうかは分かりませんがチャレンジしてみようと思います。

今回マイレージサービスの提携により、ハワイアン航空を利用しても(JAL便名で予約すれば)JALマイルを貯めれるようになります

しかしハワイアン航空コードシェア便を利用の場合、JALステータスによる専用カウンターの利用や受託手荷物無料許容量の優待、手荷物の優先取り扱いサービスは利用できないことが今のところアナウンスされています。

ラウンジ関してだけはJALラウンジはもとよりハワイアン航空のラウンジも利用できるようになるみたいなので、ちょっと楽しみです。

もしハワイアン航空利用時にも上級ステータスの恩恵が欲しいのならば、ラグジュアリカードのブラックかゴールドを手に入れましょう(^^)。

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POSTED COMMENT

  1. ケン より:

    おほー!最高の情報じゃないですか!
    これは楽しみです!そして、記事にさせてもらいます(^^ゞ

    • ゴウタロウ より:

      ほう、と言うことはケンさんはホントにJALの特典を狙っているのですね!
      楽しみにしています(^o^)。

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