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JALグループ国内線いつでも特典航空券の内容発表!誰が使うんだろうコレ…

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以前アナウンスされたJALグループ国内線「いつでも特典航空券」の詳細が発表されました(公式ページ)。

簡単に言えば、特典席に空席がない場合でも一般席に空席があれば通常の特典航空券より多いマイル数を引き落とすことで利用できる、サービスです。

国際線では似たような特典航空券システムを導入しているJALですが、国内線ではどのようにしたのでしょうか?見てみましょう。

JALグループ国内線いつでも特典航空券とは?

JALグループ国内線いつでも特典航空券とは以下の通りです(公式ページ)。

特典席に空席がない場合でも、一般席に空席があれば、通常の特典航空券より多くのマイル数を引き落とすことで、ご利用いただけます。

JALの国際線特典航空券では似て非なるシステムがすでに導入されています。国際線の場合は特典の枠は決まっていて、残席数が少なくなればなるほど必要マイル数が増える仕組みです。なので満席でどんなにマイルを積んでも特典航空券を取れないことがあります。

それに対して、今回の国内線いつでも特典航空券は一般席に空席があれば、特典航空券が取れないことはない、という仕組みです。問題は必要なマイル数です。

JAL国内線いつでも特典航空券必要マイル数

2021年11月1日9:30より申し込みが開始されるJAL国内線のいつでも特典航空券の必要マイル数は以下のとおりです。

  • A区間:1区間13,000/2区間26,000
  • B区間:1区間24,000/2区間48,000
  • C区間:1区間40,000/2区間80,000

A区間は例えば「東京ー大阪」とか「大阪ー福岡」とかです。B区間は「東京ー福岡」「東京ー那覇」「大阪ー那覇」など1番利用イメージが多い区間です。C区間は「東京ー宮古・石垣」の長距離区間です。(公式ページ)

ちなみに通常時のJAL国内線特典航空券必要マイル数は以下のとおりです(公式ページ)。

  • A区間:1区間6,000/2区間12,000
  • B区間:1区間7,500/2区間15,000
  • C区間:1区間10,000/2区間20,000

ご覧のようにいつでも特典航空券は通常の倍増どころじゃない必要マイル数となっています。

JALのダイヤモンドメンバーは「JMBダイヤモンド特典航空券」と言って、空席があれば通常の倍のマイル数で特典航空券が取れます。それより多いのです。まあ多くないとダイヤメンバーに申し訳がないから2倍よりちょっと多めにしたつもりなのでしょうが…(最大4倍ですが笑

ちなみにJMBダイヤモンド特典航空券の払い戻しは倍の6,200円必要ですが、このいつでも特典航空券の倍は枚数が倍以上でも払い戻しは通常の3,100円のままのようです。

誰が使うねん!いつでも特典航空券

JALはアホの子なのですか?参考までに日本ーハワイの国際線特典航空券の最低マイル数は20,000マイルですよ。

国内線でB区間だとそれより多いいつでも特典航空券、誰が使うんですか?

羽田ー那覇の通常の有償航空券は変動しますが、それでも普通席で10,000〜30,000円程度です。

JALにはeJALポイントと言ってマイルを1.5倍にして有償航空券購入にすることができるシステムがありますが、B区間24,000マイルを1.5倍すれば羽田ー那覇のチケットを高い時に買ってもお釣りが出ます。

誰だってeJALポイントにして購入するでしょう!そりゃキャンセル規定とか考えると特典航空券の方が安心なときもあるでしょうけど、それでもこのマイル数はないですわ〜。

まあJAL「国際線」特典航空券のように、通常のマイル数が青天井に上がっていくシステムじゃなく、一定のマイル数で分けられているだけ良かったとしますか。

まとめ

全然楽しみにしてなかったJALグループ国内線いつでも特典航空券の詳細が発表されました。

内容はとんでもないもので、それこそJALのマイルが湯水のように湧いてくる人しか使わんだろうというシステムでした。

これを考えた人は正気でしょうか?キャンセル規定以外にメリットあるのでしょうか?1名1特典3,100円のキャンセル料なら、直前キャンセルせざるを得ない場合は通常の有償航空券よりお得で済むケースは無きにしもあらずですが…

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