JCBカード

【JCBでラウンジキー?】JCBゴールド以上のカードが有ればラウンジキーを利用できる権利を獲得

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

JCBカードに新しい特典が追加されたそうです。

それはラウンジキー(LoungeKey)といって、世界1,100ヶ所以上のラウンジを利用できるサービスです。

ラウンジキーとは聞き慣れないサービスですが、2019年にダイナースクラブプレミアムカードにコンパニオンカードが付帯することが発表された時突然耳にしました。

【改善と改悪の合わせ技】ダイナースクラブカード起死回生の一撃なるか?|ダイナースクラブコンパニオンカードで安心して継続できるプレミアカードに大変身 ダイナースクラブカード、その名はクレジットカード好きなら誰もが夢見る憧れのステータスカード。 通常のダイナースクラブカード...

それはそのコンパニオンカードにラウンジキーサービスが付帯していたからです。

今回はラウンジキーサービスとは何か?JCBカードに付帯するラウンジキーサービスはどのようなものなのか、をまとめたいと思います。

ラウンジキーとは?

ラウンジキーとは世界中に広がるAirport Loungeを利用することができるサービスです。

その特典の内容をまとめると以下のようになります。

  1. 航空会社または搭乗クラスを問わずにラウンジを利用できる
  2. 軽食や飲み物を楽しみながら搭乗までゆっくり過ごせる
  3. 世界中1,100ヵ所以上のラウンジを利用できる

世界中の空港には飛行機搭乗前に、搭乗口前の待合場所の椅子とは別で、ゆったりと搭乗までの時間を過ごすことができるラウンジが用意されています。

そのラウンジの中には

  1. 航空会社のステータスで利用できる航空会社ラウンジ
  2. クレジットカードのランクで利用できるクレジットカードラウンジ
  3. 会員制を含む有償で利用できる有料ラウンジ

などが用意されています。

それぞれは全く別個のものではなく、それぞれが重なり合ってサービスを提供している場合が多いです。

例えばクレジットカードラウンジはほとんどの場合料金を払えば利用できますし、航空会社ラウンジの中には会員制ラウンジ利用資格を持つヒトでも利用できるラウンジもあります。

そのラウンジを利用できる会員制のサービスがラウンジキーであり、またプライオリティパスでもあります

会員制空港ラウンジサービスについてはラウンジキーもプライオリティパスもほぼ同等のサービスを提供しています。

実はラウンジキーもプライオリティパスも運営会社は同じです

対応ラウンジ数に関してはプライオリティパス1,200ヵ所に対してラウンジキーは1,100ヵ所となっています。

正規のラウンジサービスについては、プライオリティパスは3種類の年間会員プランがあったり、ラウンジキーは年6回までの利用回数制限が設けてあったりして、細かなサービスに差があります

単独でも申し込むことができるプライオリティパスと異なるのは、ラウンジキーは決済カード発行銀行・会社が顧客に提供する決済カード特典となります。

なので提供されるラウンジキーサービスは決済カード次第とも言えます。

JCBが提供するプレミアムサービスとしてのラウンジキーについて

日本が誇るクレジットカードブランドのJCBはプレミアムサービスとしてラウンジキーサービスを新しく提供します(公式)。

そのサービス内容は以下のとおりです。

  • 対象会員|JCBザ・クラス、プラチナ、ゴールドザ・プレミア、ゴールド会員(家族会員も含む)
  • 空港ラウンジ利用料金|1回につき32米ドル(同伴者も同額で利用可能)
  • 対象のJCBカードの提示と支払いが必要
  • 当日の搭乗券の提示が必要

ちゃんと確認しておきましょう。

空港ラウンジ利用料金|1回につき32米ドル

無料じゃないんかい!

ラウンジキーサービスを提供するクレジットカードはいくつかありますが、都度料金が発生するカードはそう多くありません。

通常は年6回まで無料で、7回目以降料金がかかるということ多いです。

プライオリティパスやラウンジキーが利用できるのは空港ラウンジの他に代替レストランサービスも含まれます

関西国際空港のぼてぢゅうが日本では有名ですね。

ただミライノカードに付帯するラウンジキーでは、レストランだと料金がかかります。

このように提供カードで付帯するサービスが異なるので、もしラウンジキーを利用する時はその利用条件をきちんと確認しましょう。

JCBゴールドの場合は都度料金が32米ドル必要とのことで、非常に使いにくい位置づけとなっています。

じゃあJCBゴールドより上のJCBカードだったら利用条件が良くなるかと思えば、公式ページには「プライオリティパスをご利用ください」と載っています。

つまりこういうことです。

JCBゴールド以上のJCBザ・クラス、プラチナ、ゴールドザ・プレミア会員もラウンジキーサービスは利用できるけど有料なので、無料で同等のサービスを提供できるプライオリティパスが付帯しているのでそちらをご利用ください。

ラウンジキーサービスを提供する意味があるのか不明になってきました。

まあとにかくJCBゴールド以上のJCBプロパーカードならいざという時ラウンジキーサービスを利用して空港ラウンジを利用できるようになったよ、とだけ覚えておきましょう^^;。

ちなみに今のところラウンジキーサービスを提供している最強のクレジットカードはTRUST CLUB ワールドエリートカード、またはそのカードをコンパニオンカードとして付帯するダイナースクラブプレミアムカードです。

【忘れてない?】ダイナースプレミアムカードのコンパニオンカードは優秀なラウンジカードになるけど登録が必要です ダイナースプレミアムカード、それはまごうことなきブラックカードと称されるハイステータスなクレジットカードです。 13万円+...

それらのカードは年会費13万円+税が必要ですが、ラウンジ利用回数が無制限で無料であり、家族カードにも同等のサービスが付帯するだけでなく、それぞれ同伴者1名まで無料で利用することができます。

高額な年会費に見合うサービスかどうかは言及しませんが、遠慮なく利用できる場合もあるということだけはお伝えしておきます。

まとめ

JCBゴールド以上のJCBカードにラウンジキーサービスが付帯するとしてまとめてみました。

しかし調べてみると利用都度料金がかかることや、ゴールドよりさらに上のカードに付帯するプライオリティパスの方が使い勝手良いことなどもあり、ちょっと誰が利用するのかわからない謎サービスな感じがします。

ただホントにいざという時(欠航や空港閉鎖など)に居場所がなくなったら、ラウンジキーというサービスがあったなぁ、ぐらいは覚えておいていいかもしれません。

PVアクセスランキング にほんブログ村

MM にコメントする コメントをキャンセル