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【無知ゆえのやらかし】ANAのアップグレードポイントはその年度にしか使えないのね|早とちりで来年度に予約を入れの泣きのキャンセル

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ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーサービスの1つにアップグレードポイントがあります。

アップグレードポイントとは1月〜12月のANAグループ運航便の利用で獲得したプレミアムポイント(PP)数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーにプレゼントされる特別なポイントです。

旅をより上質にするための座席クラスのアップグレードやラウンジの利用などに使えるポイントとなっています。

ワタシは2017年にANAの上級会員の1つであるスーパーフライヤーズカード(SFC)を獲得するためのSFC修行を行い、現在プラチナステータスとなっています。前年度に獲得した50,000を超えるPPに対して20アップグレードポイントとSFC会員に対する4アップグレードポイント、計24アップグレードポイントを所有していました。

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もちろん獲得するのも初めてとなったアップグレードポイント、そろそろ使ってもいいかなと思っていて温めていたプランを実行に移したときにとんでもない過ちに気づいたのです。

今回はそんな初心者プラチナステータスの情けな物語です。

ANAのアップグレードポイントとは

アップグレードポイントとは最初に述べたとおりで、獲得したPPに応じて翌年度に付与される特別なポイントです。

PPに応じて付与されるアップグレードポイントは以下のとおりです。

プレミアムポイントアップグレードポイント
250,000〜100ポイント
200,000〜249,99980ポイント
150,000〜199,99960ポイント
120,000〜149,99950ポイント
80,000〜119,99940ポイント
40,000〜79,99920ポイント
30,000〜39,99910ポイント
20,000〜29,9998ポイント
10,000〜19,9996ポイント
1〜9,9994ポイント
00ポイント

SFC入会に必要なPPは50,000なので、SFC修行を終えたヒトは、次年度に20アップグレードポイント(+SFCの4アップグレードポイント)が付与されます。

そしてアップグレードポイントには有効期限があります(コレが最もワタシが理解していなかった部分ですが)。

アップグレードポイントの有効期限|各年度内、4月1日〜翌年3月31日搭乗・利用分まで

  • 2018年4月1日〜2019年3月31日搭乗の場合|2018年度のアップグレードポイントを利用
  • 2019年4月1日〜2020年3月31日搭乗の場合|2019年度のアップグレードポイントを利用
  • アップグレードポイントの翌年度への繰り越しなし

後述しますが、2018年度のアップグレードポイントを適応できるのは2018年度の搭乗分のみです

アップグレードポイントで利用できるサービスは3つ

  • 座席クラスのアップグレード
  • ラウンジの利用
  • ANAスカイコインへの交換

1つずつ確認して行きます。

座席クラスのアップグレード

アップグレードポイントの最もオトクな利用方法は、国際線の座席アップグレードです。

そして必要なアップグレードポイントは「路線」と「アップグレードする座席」で変わってきます。エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードが最もお得で現実的かなとは思います。

2020年4月搭乗分より、プレミアムエコノミーもアップグレード対象となる予定です。詳しくは下記アナウンスをご確認ください。

国内線での利用は普通席からプレミアムクラスへのアップグレードで、4ポイント必要になります。

ラウンジの利用

アップグレードポイントを利用して同伴者を国内外のANAラウンジに入室させることができます。必要なアップグレードポイントは国内で2ポイント国際線だとANAラウンジが3ポイント、ダイヤモンド会員の同伴者として入るANAスイートラウンジが4ポイント必要になります。

アップグレードポイントからANAスカイコインに交換

アップグレードポイントはいつでもリアルタイムでANAスカイコインに交換できます。その交換比率は

アップグレードポイント|1ポイント=ANAスカイコイン|1,000コイン

アップグレードポイントの利用法として最もお得なのは?

アップグレードポイントのお得な利用法については、散々ネットやSNS上で言われていますが国際線座席アップグレードに対する利用でファイナルアンサーです。

下世話な話ですが、キャッシュに換算すると

  • ANAスカイコイン|1アップグレードポイント=1,000円(の価値)
  • ラウンジ利用|1アップグレードポイント=4,000円(の価値、必要マイル数からだいたい)
  • 座席アップグレード|1アップグレードポイント=8,000〜10,000円(の価値|国際線)

ぐらいが目安です。

座席アップグレードは成功しない可能性もありますし、路線によってその価値は千差万別ではありますが、一番オトクなのは国際線座席アップグレードに間違えありません

初アップグレードポイントの利用先は

2018年も終わりに近づき、期限が今月までのANAスカイコインを消費しつつ、ついでにアップグレードポイントも利用できたら一石二鳥と考え、国際線で初のANAビジネスクラス搭乗を画策しました。

そんな何度も国際線は乗らないので一発で消費しよう、できれば週末プラスαぐらいで帰ってこれて、せっかくアップグレードするなら長く乗れてプレミアムポイントも貯まる・・・シドニーしかありません!

というわけで、来年の「6月」のシドニー路線で比較的安くてビジネスクラスへのアップグレードの確率が高いプレミアムエコノミーを選択。実費を減らすためにマイルもANAスカイコインに変えて予約!

そして支払い終了後に「座席のアップグレード」を予約確認画面から申し込もうとすると・・・マイルを利用してのアップグレードしか選択ができなかったわけです。

この時点でやっとアップグレードポイントの「2018年度ご利用可能分」の意味が分かったわけで・・・(T_T)。

つまり2019年4月以降の搭乗便には2018年度のアップグレードポイントは利用できないんです。知っているヒトにとっては当たり前でも、ワタシは2018年度中に予約した搭乗便に適応されると思い込んでいたわけで・・・。

普通ならキャンセル不可の予約クラスだったのでどうしようもなかったのですが、予約して上記の間違いを気づいた直後にANAのプラチナデスクに泣きついて、なんとか手数料無料でキャンセルしていただきました。ほんと感謝感激です。

しかし「多く乗っていただいているので」なんて理由付けされちゃったので、どうにかして乗ってあげないといけないなとは思った次第です。

ただ2019年3月までだと、運賃が平均的に高くてどうにも手が出ないんです。こりゃ詰んだな、と諦め中です。

まとめ

ANAのアップグレードポイントは、昨年も「余った〜」とか「使ってな〜い」とか「ANAスカイコインにせざるを得な〜い」とかSNS上で年度末に阿鼻叫喚を見ていたのに、いざ自分が同じ立場になると、そんなことはすっかり忘れて、有効に活用しそこねました。

今年度の3月までなら有効活用できるのですが、正直旅行に仕事に予定がいっぱいいっぱいで、これ以上海外旅行の予定を入れるのは辛いものがあります。

コレはSFC修行のあるあるかもしれませんね。ご利用は計画的により「お早めに!」でした。

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POSTED COMMENT

  1. ケン より:

    私は初めからスカイコイン1択です!できるだけ有効期限を長くするためにギリギリで交換予定です!
    しかし・・旅行の予定が無いので1人旅でもしましょうかね?韓国カジノでギャンブルでもしてこよっかな(´・ω・`)

    • ゴウタロウ より:

      スカイコイン一択なんですか(ToT)。でもそれは家族旅行を優先するというケンさんのLOVEゆえに、ですよね。

      ワタシもキャンセルしちゃったけど、入れた予約は1人でシドニーに行って、アップグレードしてANAのビジネス楽しんじゃおう、と言う魂胆でしたから(^_^;)。

      有効活用したくても、家族連れだとちと足りないプラチナでもらえるアップグレードポイントでした。

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