ホテル宿泊記

【久しぶりのホテル宿泊記】ヒルトン福岡シーホークのコロナ自粛明けの様子

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2020年6月19日、新型コロナウイルス災禍の日本での拡大が落ち着きを見せたということで県境を超える移動の自粛が全国的に解除されました。

もちろんコロナ禍の第2波を避けるための新しい生活様式「マスク・手洗い励行・ソーシャルディスタンス保持」は守り続けなくてはいけませんが、日本中が解き放たれたように旅行に出かけだしました。

ワタシも当初マイラーらしく飛行機に乗って沖縄に行く予定にしていたのですが、諸事情によって自家用車での移動範囲内で楽しむことにしました。

そこで選んだのが【ヒルトン福岡シーホーク】です。

このホテルはコロナ自粛中でも営業中止にしないで頑張っていたホテルです。自粛明けの様子をお届けしたいと思います。

ヒルトン福岡シーホークとは

ヒルトン福岡シーホークは世界最大級のホテルグループであるヒルトン・ワールドワイドに所属するホテルです。

プロ野球球団のソフトバンクホークスの本拠地PayPayドームの横に隣接するホテルで、地上35階、1,035の客室を持つ巨大ホテルです。

福岡の中心である博多や天神、福岡空港、地下鉄駅からも微妙に離れている立地なのですが、外国人客を中心に土日はとても混雑するホテルです。

未だインバウンドはほぼゼロとなっている2020年6月現在、このホテルの様子やサービスの提供の状態をお届けしていきます。

ヒルトン福岡シーホークのコロナ明けチェックイン

ヒルトン福岡シーホークのチェックイン時刻は通常3時からですが、事情があってメールでアーリーチェックインを希望していました。

なので、ホテルに到着したのはお昼の13時前ぐらいです。通常でもチェックアウトとチェックインの狭間の時間なのでそれほど混雑はしてないのですが…

チェックインカウンターがあるフロントロビーはご覧の様子です。お客がいないわけではないのですが、見かけても1−2組です。当然メンバー専用カウンターは運用しておらず、通常のチェックインカウンターの一角をヒルトン・オナーズ専用レーンとして設けていました。

普段駐車場を利用しないヒトは分からないと思いますが、土日の駐車場がこんなに空いているのは本来ありえません。

駐車場を利用しない外国人客だけでなく、国内からでもまだまだ宿泊客が少ないということですね。

ちなみにコロナ感染対策として至るところにアルコール消毒液が置いてありました。

ヒルトン福岡シーホークのエグゼクティブラウンジの運用

エグゼクティブルーム宿泊者とヒルトンダイヤモンド会員が利用できるエグゼクティブラウンジですが、エグゼクティブラウンジは2020年6月下旬現在運営を終日休止しています。

代わりにロビーフロアである4階のレストラン「シエラ」のエグゼクティブ専用スペースを、エグゼクティブラウンジとして運用していました。

ヒルトン福岡シーホークでは、現在アフタヌーンティータイムはありません。

エグゼクティブラウンジでは特別な時間帯じゃないときは自由にソフトドリンクを頂けるのですが、現在はオーダー制となっています。

スナックは置いておらず、お願いすれば持ってきてくれるそうです。

17-19時までのイブニングカクテルタイム、そして朝食タイムもこちらを利用することになります。

朝食はシエラでのビュッフェを利用することになるので、ラウンジとしての特別なメニューはありませんね。

イブニングカクテルタイムの様子

せっかくなので30分ほどイブニングカクテルタイムを子連れで利用しました。客入りは3分の1程度で、意識しなくてもソーシャルディスタンスは保たれていました。

イブニングカクテルタイムの内容は、普段とあまり変わらないラインナップでした。飲み物は基本的にオーダー制ですが、人によっては置いてあるものを自分で利用している場合もありました。

ちょっと喜ばしいのが、レストランシエラの片隅を利用するので、イブニングカクテルタイムでもシエラのアラカルトメニューを利用してOKという事でした。

夢の無料飲み放題が実現しちゃうのですね!

我が家は子どもの都合で、利用できなかったのが残念です…(子どもの好きなメニューがなかった)。

ヒルトン福岡シーホークのコロナ禍中の朝食事情

ヒルトン福岡シーホークの朝食は、基本的に4階レストランシエラでのビュッフェスタイルでした。しかしエグゼクティブルーム宿泊者やダイヤモンドメンバーはラウンジでの朝食も可能でした。

しかしコロナ禍で宿泊者数が少ないうちは、ラウンジは閉鎖しておりシエラでの朝食一択となります。

エグゼクティブルーム宿泊者やダイヤモンドメンバーはシエラのエグゼクティブエリアを利用することが出来ます。

我が家は楽なのでいつもキッズスペース近くに案内してもらっていたのですが、現在はコロナ禍でキッズスペースを含む奥の方は閉鎖しており、初めてエグゼクティブエリアを利用して朝食を頂きました。

人との接触やトングの共用を避けるためビュッフェスタイルを中止しているホテルも多い中、ヒルトン福岡シーホークは規模を縮小してビュッフェで朝食を提供していました。

上画像が提供の全てで、普段の半分程度だということが分かります。

和食メニューと言ってもご飯のお供程度のもので、メインは洋食メニューのウインナーやベーコンでしょう。

印象的なのは韓国・中華メニューが一切なかったことで、やはり普段はインバウンドを意識したラインナップだったんだなぁと思いました。

提供の種類も非常に限られていて、逆にどれを食べるか迷わずに済むぜ!と強がっちゃうほどです。

コロナ感染対策として、食べ物を取り分ける際は並ぶように指示があります。ただガラガラ故に、守られてないときも多々ありました。

客入りは、エグゼクティブエリアで4分の1、シエラレストランスペースでオープンしているエリアの10分の1ぐらいでしょうか。非常に少なかったと思います。

その他ヒルトン福岡シーホークの施設オープン状況

まだまだ空室が多いヒルトン福岡シーホークなので、県境移動が解除された2020年6月19日以降も多くの施設が営業を中止しています。

詳しくは公式ページに載っていますが、まだ更新が間に合っていないところもあるようです。

  • レストランシエラでの食事提供はアラカルトメニュー(ランチ・ディナーのビュッフェ再開はまだ)
  • エグゼクティブラウンジ|閉鎖中
  • 岩風呂|営業中止中
  • ソコトコクラブ(有料プール)|営業再開←Webでは載っていない
2020年6月21日現在の情報

だいたい案内通りでしたが、有料の屋内プールを利用できるソコトコクラブはオープンしていました。

  • 大人|2,200円
  • 子供|1,100円

宿泊者でもステータス関係なく上記金額がかかるソコトコクラブの屋内プールですが、ずっと自粛中でスイミングクラブにも行けずストレス溜まりまくりの子どもたちなので、アベノジュウマンの後押しもあり利用してきました。

狭くて何の変哲もないプールではあるのですが、子どもたちはとても楽しそうで、利用してよかったです。

エグゼクティブファミリールームへアップグレード

今回はポイント&キャッシュを利用して、ヒルトン公式から予約を入れました。

ヒルトン公式では、福岡県・福岡市の宿泊税として1人500円徴収すると載っています。

実際には2万円以上で500円、それ以下だと1人200円です。申込時は一律1人500円で計算されますが、チェックアウトの際に調整されました。

ポイント&キャッシュで支払額を2万円以下にすれば、宿泊税は1人200円で済みます(添い寝は税の対象外)。

ヒルトン福岡シーホークは6歳以上から大人と同額の料金が必要です。我が家は家族4人ですが次男はギリギリ5歳で添い寝可能です。

3人で予約を入れると、最安の部屋は「ツインヒルトンデラックス」ルームになります。

ダイヤモンドメンバーは通常のアップグレードを頂けると、3人泊まれる「エグゼクティブトリプルデラックス」ルームに案内されることが多いです。

ただこの30階に位置するエグゼクティブと名の付くトリプルルームなのですが、普通のトリプルルームの絨毯をエグゼクティブっぽくしただけの、がっかりエグゼクティブなのです。

以前ツイッターで教えていただいたのですが、(厚意で頂けたものですが)もしアップグレードで30階のこの部屋に案内されるぐらいならば…

階層は下になるのですが、29階以下のファミリープレミアムデラックスルームにしてもらうほうが広くて快適、ということを伺っていました(料金もこっちの方がお高い)。

で、今回もチェックインの際に30階のエグゼクティブルームにアップグレードして頂けたのですが、がっかりエグゼクティブルームには2度と泊まりたくないと思っていたので、多分空いていて空室もあるだろうから他の部屋をお願いできないか聞いてみました。

そうしたら、ありがたいことにエグゼクティブファミリーデラックスルームに案内してもらえました。感謝感謝です。

この部屋はファミリーが泊まれるエグゼクティブルームとしては数少ないので、コロナでお客が少ないこの時期にしか利用できないことが多かったでしょう。

レイトチェックアウトも限界の3時まで頂けたので、久しぶりのホテルステイをゆっくり楽しむことが出来ました。

今回は地元のホテルに泊まりに行っただけなのですが、それでも非常に楽しかったです。コロナ感染には気をつけないといけないですが、やっぱり旅行は最高です!

我が家では次男が今年6歳になるので、これからは「大人4人」での予約が必要になります。

料金も高くなるし、利用できる客室の幅は狭まるので、今後はこのホテルに泊まることも少なくなるのかな〜と寂しい気持ちですね。

特にこのホテルの代名詞でもある先端のパノラマビューが楽しめる客室は、基本は2名用の部屋で、子どもが小さいときはなんとか家族4人で利用させてもらったこともありますが(宿泊記はこちら)、今後は家族で利用することは叶わないでしょう…寂しい(ToT)
※パノラミックエグゼクティブルームはありますが爆裂な料金です…

まとめ

全国的に県境をまたぐ移動が解禁された2020年6月下旬に福岡県のヒルトン福岡シーホークに宿泊してきました。

ご紹介した通りですが、もともと外国人の客層が多かったホテルなので、インバウンドが戻らない限り営業縮小は続くでしょう。

実は宿泊したときに隣のPayPayドームでソフトバンクホークスのデーゲームが開催されていたのですが、無観客試合だったこともあり静かなもんでした。当然ホテルの需要もありません。

しかしホテルステイは、家事を一切しなくていいので妻が大喜びでしたね。うっぷんが溜まっているのは子どもたちだけではありません。下手に遊びに行くより、ホテルでゆっくり過ごすことにしてよかったです。

今後もコロナ感染に注意しながらお出かけの幅は広げていきたいものです。

ちなみにヒルトン福岡シーホーク・PayPayドームに隣接するマークイズ福岡ももちはほぼ全開で開業していて、フードコートも利用できました。

この施設のおかげで営業自粛中のヒルトン福岡シーホークでも、食べるところには困りませんでした。子どもの好きなものもいっぱい売っていますしね(^^)。

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