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【ラングッズ】初の2XUランニング用ショートタイツはサブ3.5アラフィフランナーにとってどうだったのか?

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ランニング3年目でフルマラソンのベストが3時間16分のアラフィフランナーです。次なるステージに向けて日々トレーニングを積んでいます。

ランニングはお金がかからない趣味とかスポーツとか言われていますが、昨今はシューズを中心にベストを狙うためにはお金を積み上げていく傾向にあります。

そんなお金をかけて購入するランニングアイテムの一つにランニングパンツ(ランパン)があります。

以前のランパンはとにかく脚の動きを阻害しないように裾が短いものばかりで、今でもそうだと思います。

ただマラソン大会を見ていると、速い人達を中心にランパンではなくランニングタイツ(スパッツ)が広がっている光景を見かけるようになりました。

そんな方々に絶大なる支持を受けているのが2XU(ツータイムズユー)製品です。

憧れの一品なのですが、色々気になることがあって手が出ませんでした。しかしとある情報を耳にしたので、この度2024年の新製品を購入してしまいました。ご紹介していきたいと思います。

ハーフタイツで走るってどうなの?

見慣れていればカッコいいハーフタイツでのランニングですが、世間一般では少なくとも日本ではメジャーではありません。

タイツって一般的な認識では「下着」の部類に入るんですよね。なのでショートタイツは履いても、その上からランパンを重ねるのが一般的でした。今でも一般的です。

しかし海外ではタイツだけで走るランナーをレースだけじゃなくて練習でもよく見かけるらしいです。

日本では大迫傑選手が使い始めて広がったような感じでしょうか?(しらんけど)

結局もっこりシルエット問題を主として人の視線さえ気にしなければタイツで走ってもいいわけですし、脚の動きを阻害するもの(重ね履くランパンなど)はない方がいいのです。

そしてランパンのような機能(主に収納)を備えて、さらにタイツであるがゆえのメリットが上回るようになってきて、速いランナーを中心に徐々にランパンではなくランタイツで走ることが広まってきた…らしいです。

ワタシは元々人目がほとんどない時間帯で練習しているのでランニング時の服装についてこだわりはありませんでした。今までタイツランに手を出してこなかったのは「収納」の問題があったからです。

ランニングタイツのメリット

ランニングタイツならではのメリットはコンプレッション、つまり着圧によるケガ・故障の予防効果や、疲労回復・軽減効果などが謳われています。

脚の動きを阻害しないのならベリーショートなランパンの方がいいに決まっています。実際箱根駅伝や実業団選手を見るとランパンの方がまだ優位だと思います。

しかしタイツならではのメリットが上回ると考えている人はランタイツを選択するのです。

2XUのホームページを見てみるとその着圧効果によるパフォーマンスの向上性が色々説明されています。

ホントか嘘かは正直分かりませんが、個人的には長距離を走るときに筋肉の振動を抑えてくれるタイツ製品には一定の効果があると考えています。

2XUのMCSコンプレッションショートタイツの紹介

今回購入したのは2XUの2024年新商品となる「メンズライトスピードリアクトコンプレッションショート」という商品です。

MCSとはマッスル・コンテインメント・スタンピングのことで、重要な筋肉、腱、筋膜のグループをターゲットに、激しい運動中の疲労や緊張に対して、主要な筋肉をサポートする革新的なファブリックサポートシステムの事らしく、2XU製品の特徴でもあります。

2XUならではの特徴は公式ページに譲るとして、とにかくいい感じに締め付けていい感じにサポートしてくれるってことです。

表面
裏面
新たなサイドポケットとジップ付き小物入れ
体側のサイドポケット、こっちには小物入れはなし
後部ポケット、2つに分かれているようになっているけど中ではつながっている

今までは後部ポケットと小物入れしかなかった2XUのショートタイツに2024年新商品ではサイドポケットが増設されました。

そしてそれこそがワタシがこれを買い求めた理由です。

ワタシがフルマラソンを走るときに最低限持っていきたいのは以下のとおりです。

  • スマートフォン(iPhoneProMax)
  • アミノサウルスジェル5-6個
  • OS-1ジェル1パック
  • 自宅の鍵
  • クレジットカード1枚
  • 数千円

できればこれだけ持っていきたいのです。普段使っているミズノのマルチポケットパンツなら余裕です。

しかしミズノ以外の製品だと意外にクリアできないことが多いです(ノースフェイスはOK)。特にタイツともなると収納はさらに減ります。

意外にネックなのがスマホを入れるところがあるようで、iPhoneの最も大きいタイプであるProMaxになると入らない、というケースです。

2XUのMCSコンプレッションショートタイツ2024年新商品のポケットについて

では一番の懸念であるポケットや収納について紹介していきます。

まずポケットについてですが、後部ポケットにはケースを付けたiPhoneProMaxが入ります。横幅があるので余裕があるぐらいです。

ただそれ専用というわけでもないのかちょっと入れにくく、走りながらだと入れたり出したりに手間取るかもしれません。

スマホだけを入れると幅的には余裕があります。ただ他に追加で何かを入れるとなると、スマホを出し入れしないならOKですが、出し入れすると色々不具合(落下とか)が生じるかも知れません。

ポケット口は2つに分かれているので、スマホが飛び出すようなこともないです。ただマルチポケットパンツと違って腰紐の下の部分に位置するのでスマホが尾骨に乗って当たり、ミズノのマルチポケットパンツに慣れている(これは腰高のところに位置する)とちょっと違和感があるかもしれません。まあ走るうえでは差し支えはなしです。

サイドポケットにはアミノサウルスジェルならば片側だけでも押し込めば4つは入ります。左右に分ければ5−6個を持ち歩くのは余裕でしょう。

アミノバイタルのジェルは入って片側一つかな(アミノショットなら2−3は入ると思いますが検証できてません)、とは思います。

そしてOS-1ジェルのような大型のパックはサイドポケットには入りません。後ろのポケットなら入るのでしょうが、スマホが陣取っている場合は厳し目です。

ジップのポケットはクレジットカードが一枚入る大きさです。他に鍵一個や折りたたんだ千円札ぐらいなら追加で入るでしょうが、そこまで容量が大きいわけではありません。

2XUのコンプレッションショートのサイズ感、実際履いて走ってみました

2XUのコンプレッションショートタイツは着圧が重要なのでサイズを合わせる必要があります。

試着ができればいいのですが、そうじゃない場合は公式ページに載っているアドバイスや本ブログのようなレビューを参考にするしかありません。

まず重要なのは、2XU公式ページで販売している商品はインターナショナルサイズなので、通常着用している日本サイズのワンサイズ下を目安にするということです。ワタシは普段「L」なので、2XU商品ではまずは「M」サイズを考慮するということです。

ショーツやタイツについてはさらに上図↑のような身長体重に合わせた細かいフィット表が用意されています。

ワタシは175cm/70kgぐらいなので画像の赤印ぐらいのサイズが最適となり、表通りなら「S」サイズの選択を推奨されています。

またもし自身のサイズが各サイズの境目辺りなら、コンプレッションの能力を最大限活かすために下のサイズを選ぶことも公式では推奨されています。

が、ワタシは「M」サイズを購入しました。Sとか履いたことなくて冒険感が強かったのでどうしても抵抗があったんです。

さらにキチキチ過ぎるのにも抵抗があって、キチキチピッタリが最もパフォーマンスがいいのは分かるのですが、着用感も大切で着圧はある程度でいいかなぁ、と考えたからです。

実際に届いたMサイズを早速履いて走ってみました。

履くときの抵抗はほぼなかったです。2XU以外のメーカーのランタイツを履くのとそれほど変わらないという感じです。

もちろんそれ故に着圧も程々で筋肉を引き締めまくっている感じはありません。もちろんある程度はあり、筋肉の振動をある程度抑えてくれてはいます。

走ってみたときの股関節の可動域に関しては全く問題なく違和感なかったです。

普段の練習だったので後部ポケットにiPhoneを入れて自宅の鍵だけを持って走ったので、収納については問題ありません。ただやはりiPhoneの出し入れはしにくかったです。

夏場のロングランとなると何かしらのジェルを持っていくのですが大きいのは入りそうにないので、ちょっと思案のしどころになるかと思います。

味の素のアクアソリタゼリーなら小さいので入りそうですが…

最後にお股の問題でショートタイツの下に小さい下着を着用するかどうかという点ですが、少なくともワタシにとってのMサイズ(つまりやや着圧ゆるいフィット)でフルマラソンなど長い距離を走るならばワタシは下着を着用します。

恥ずかしいとかじゃなくて、単純にぶら下がっているものが擦れる感覚があったからです。

まとめ

2XUのMCSコンプレッションショートタイツの2024年新商品の紹介をしました。

たぶんワタシにとってはSサイズがいいのでしょうが、冒険できずワンサイズ大きくしたのでその効果を最大限発揮できないかも知れません。

ただ一着しか買わないわけじゃないので、もし気に入ったらMサイズは練習用、そして本番レース用にSサイズを買うという選択肢もあるので無問題です。

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