ランニング

【レース報告】心が折れたなにわ淀川マラソン2024の厳しい自然環境

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2024年4月6日〜7日にかけて開催されたなにわ淀川マラソンに参加してきました。

5キロ/10キロ/ハーフ/30キロ/フルマラソンから2キロのファミリーランまで多彩な距離にチャレンジできる大会です。大阪の淀川河川敷で行われます。

今回ワタシは6日土曜日の5キロの部にワタシ・妻・次男の3人で参加し、次の日の7日日曜日にワタシ1人で30キロの部に参加してきました。

福岡県北九州市在住のワタシがわざわざ大阪まで遠征したのは、家族が参加できるちょうどいいレースがあったのと、ランユーチューバーのけん玉ランナーさんに会うためです。

ランニングエンターテイナーのけん玉さんのことが大好きなのですが、本拠地の関西を中心に活動していてなかなか九州の大会には来られません。今回30キロの部のアンバサダーとして参加されるとのことだったので、お会いして一緒に走るべく申し込みました。

なお今回プライベートの写真が多いということもあるのですが、特に30キロの部はキツすぎてほとんど画像が残っていません。テキスト中心の報告になります。

なにわ淀川マラソン5キロの部

なにわ淀川マラソン5キロの部は6歳から参加できるので、子どもと一緒に参加してきました。子どもと一緒に走るので、ワタシにとっては次の日の30キロの部のアップのような感じです。

コースはこんな感じです。

結果はこんな感じです。ランニングウォッチ計測ではちょっと距離が足りないですね(笑)。

普段から走る練習をしているわけでも走るのが好きなわけでもない9歳児なので、途中で歩いたり止まったりを繰り返したのでこんなもんでしょう。最後1キロはしっかり頑張ってカッコよく走ってくれて、よく頑張りました。

14時30分スタートだった5キロの部、その時の気温は21℃ぐらいで曇り時々晴れぐらいの天気。このペースならお散歩気分で特に大変なことはなかったです。終わった後は風が冷たく感じたぐらいでした。

なにわ淀川マラソンは両日とも17時に終了するのですが、各レースの制限時間はその17時になっています。なので、5キロの制限時間も2時間半もあったので子どもでも参加しやすい大会でした。

実際同じぐらいのちびっ子がたくさん参加して、爆速でかけっこしていました。

なにわ淀川マラソン30キロの部

次の日30キロの部にワタシが参加して、家族は応援に回ってくれました。なにわ淀川マラソンは同じコースを行ったり来たりするので、一箇所で何回も応援してもらえます。

コースはこんな感じです。30キロの部のスタートは11時だったのですが、その1時間半前にスタートしたフルマラソンの部とコースが完全に被っているので、合流する感じになります。

ただ各部門の制限人数が1500人程度なので、かなりバラけることもあり狭くて走れなかったり渋滞するようなことはありませんでした。

スタート前はけん玉ランナーさんの円陣に参加したり気軽に声掛けしたりスタート前も近くで声を交わしたりできて、参加目的は達成できました。

スタート後も500メートルぐらいは背中を見ながら走ることができたのですが、あちらはキロ4分前後のペースだったのでとてもついて行けず、早々にスライド区間でのエール交換を楽しみにすることに切り替えました。

30キロの結果はこちらです。今回の目標はフルマラソンで3時間10分のペースであるキロ4分30秒で行くことでした。30キロだと2時間15分前後でゴール、という目標になります。

そのためには5キロを22分前後で行く必要があり、とりあえずの目標は半分の15キロを1時間7分で行くことであり、20キロを1時間30分で行くことになります。

しかしこの日は雨天だった週間予報がだんだん覆され、24℃前後の夏日に近い晴天の天気となったのです。普段春先でも10℃前後の朝ランしかしてこなかったワタシが突然20℃以上の環境に放り出されると…脚が動きません。

5キロも行かないうちに身の危険を感じたので、エイドでは足を止めてでもポカリと水を必ず取り、さらに水は頭からぶっかけることにしました。後半では1杯ずつではなく2杯ずつにしました。

それでも後半足を止めると、なんか太腿の筋肉が痺れている感じがするんですよね。攣っているのとはまた違う、筋肉が悲鳴を上げているとしか言いようがない感覚でした。

意識はあるのですがややぼ〜とする感じで、熱中症入り口の気配がビンビンしました。知り合いも実際に熱中症っぽい症状でDNFとなってしまいましたし。

15キロまでで1時間7分15秒、20キロの時点で1時間30分35秒とエイドで立ち止まりつつもなんとか目標をクリアしていきましたが、残り5キロの時点で心が折れました、こりゃだめだと。

残り5キロはキロ5分を出すこともできず歩いたり止まったりを繰り返しながら、最後ゴールまでのスパートをかけることもできずに30キロを走りました。

正式結果がこちらで2時間22分15秒です。目標は達成できず、体よりも心が折れて歩いたのは初めてでした。

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同じような気温や天気だった下関海響マラソン2023↑ではキツかったけど心が折れることまではなかったのです。春先のこの時期にレースに出たことはなかったのですが、暑さに適応を促す暑熱馴化の大切さを身をもって体験する結果となりました。

まあしかし念願のけん玉ランナーさんに会えたし(この暑さでキロ4分ペースの2時間で走ったそうで流石です)、オンラインでしか繋がりがなかったteamORCのメンバーにもお会いできたしいい経験も積めたし、参加してよかったなと思います。

大阪遠征はキツイ

今回は北九州の小倉から新幹線を利用して大阪遠征をしました。よくランニング大会が行われるこの淀川河川敷のコースは新大阪駅と大阪駅の間にあり、アクセスは抜群です。

今回はJR大阪駅直結のヒルトン大阪に宿泊しました。JR大阪駅と一体化している梅田の御堂筋線を利用すれば、このレース会場は下車徒歩5分の場所にあります。

ただ大阪駅や梅田駅、そして新大阪駅はとにかく人が多くて閉口しました。普段ちょうどよい地方都市を拠点としているので人出の多さに正直耐えられません。

大阪はレースもたくさんあって新幹線からのアクセスもよく便利なのですが、そんな理由でしばらくは行かなくていいかな、なんて思っています(笑)。

ちなみにどのぐらいキツいレースだったのかは、これら↓ユーチューブの動画をご参考ください。

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