ANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパは2019年8月にオープンした新しいインターコンチネンタルホテルグループ【IHG】のホテルです。
インターコンチネンタルホテルはIHGの中の最高峰のホテルブランドなので、今まではリゾート地や都会などそれなりの場所にあるものと思っていました。
九州の地方民であるワタシはなかなかインターコンチネンタルホテルに泊まる機会に恵まれないのですが、大分県の別府にできたこのホテルは大好きな飛行機に乗って行けないほど近くです。
今回寒い時期となる2月に温泉を備え付けているこのホテルに行くことができたのです。
そこではとても素敵な体験をさせてもらったのですが、何よりご報告したいことがありました。
それはANAインターコンチネンタルホテル別府のインフィニティプールは冬でも泳げるのか?です。
プール大好き我が家ですが、果たして冬の別府でも外のプールで泳げたのか、それをお伝えしていこうと思います。
目次
ANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパについて
ANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパは、インターコンチネンタルホテルグループ(IHG)に所属するホテルズ&リゾートブランドの中でも最高峰に位置するインターコンチネンタルブランドのホテルです。
【アクセス】
- 大分空港から空港バス(1,500円)で別府駅または北浜バスセンターまで50分・レンタカーやタクシー(15,000円程度)でも50分
- 別府駅からはタクシー(3,000円程度)で20分・別府駅初のシャトルバスもあり
- 自家用車の場合は別府ICから約10分
ANAインターコンチネンタルホテル別府は別府の街から見上げる山あいにある明礬温泉の近くにあるので、車でも電車でも下道に入ってからそれなりの移動距離があります。
ただ現在別府サービスエリアから上下線ともスマートインターチェンジが利用できるので、そこを利用すれば5分もしないで到着します。
※空港からタクシーやレンタカー利用ならこちらを通りましょう
別府SAからこのホテルに向かう場合、ホテルの【ANA INTERCONTINENTAL】の看板が正面に見えない方からアクセスすることになるので、初見参の時はちょっとだけ注意しましょう。
- 所在地|〒874-0000 大分県別府市大字鉄輪499番地18
- TEL|0120-056-658(IHG・ANA・ホテルズ予約センター)
- チェックイン/チェックアウト|15:00 / 11:00
- 規模|地上4階、89室
- Webサイト|https://anaicbeppu.com/
ホテルの概要は以上のようになっています。
2019年の8月にオープンしたこのホテルですが、多くのIHGファンが宿泊し報告を上げています。
そこで今回ワタシが宿泊にあたって最初にご報告するのは【ANAインターコンチネンタルホテル別府のインフィニティプールは冬でも泳げるのか?】です。
これはなかなかレアな情報で、さらに需要が今しかないのでまずはまとめさせてもらいました。
ANAインターコンチネンタルホテル別府のプールについて
まずはANAインターコンチネンタルホテル別府の誇るべきインフィニティプールについてご説明します。
このホテルのプールは4階あるホテルの1階に位置していて、別府の街と別府湾を望むことができる壮大な造りとなっています。
プールのヘリはインフィニティとなっていて、ジャグジーも近くにあります。
- ご利用時間|9:00〜17:00(夏季期間9:00〜21:00)
- 料金(温泉利用含む)|宿泊者無料/日帰り:平日4,500円, 土日祝5,500円
- 水温|27℃(冬季の利用も可能)
- ジャグジーの水温|37℃
概要は以上のようになっています。多くの報告でナイトプールも可能と載っていましたが、それは夏季だけで寒い時期は17:00でクローズです。
水温の27℃は、ご丁寧に公式サイトに「水温は、日本水泳連盟による「プール公認規則」にて推奨される温度です」と載せているほどなので絶対の自信を感じさせます。
せっかくなので2020年の2月、最高気温が10度前後となっている真冬の別府でこのホテルに宿泊したので外のプールを家族で利用してきました。
プールの利用にあたって
ちなみにANAインターコンチネンタルホテル別府のプールの利用にあたっていくつかまとめておきます。
- 専用の更衣室はないけど温泉の更衣室からすぐにプールにアクセスできるので、温泉の更衣室で着替えてプールに行くと良い
- プール上がりにそのまま温泉に入ることができる
- ロッカーは暗証番号ロックできるので荷物も安心して入れておける
- 温泉の更衣室には脱水機がありとても便利→2020年11月にはなくなっていました
- 部屋から水着に着替えていってもいいけど上着を着ること
- 浴衣での行き来がOKなので、上着代わりに羽織ると風情があってグッド
- プール利用者用のシャワーも外に一応あり
- 温泉更衣室ープールの行き来は裸足でもOKそう
- ジャグジーもあり
- タオルは温泉のタオルを持っていってもいいけどプールサイドでも借りれる
利用のポイントはこんな感じです。
やはりすぐに温泉に入れるのが最高に良かったです。特に冬はですね。
実証!冬のANAインターコンチネンタルホテル別府のプールは入れるのか?
実際に冬のANAインターコンチネンタルホテル別府のプールに入ってきました。
初日はチェックインにちょっと手間取って、実際にプールに向かったのは16時過ぎとなっています。気温は10度を下回るぐらいで、天気は曇り時々雨ととてもプール日和とは言えません。
部屋で水着に着替えて上着を羽織って温泉の更衣室に入り、更衣室で荷物や上着などをロッカーに入れて早速プールに向かいました。
元気のいいわが子たち(10歳と5歳)は早速プールに入っております。ただ外気はそれなりに寒いです。
上の写真は温泉への出入り口から撮った写真なので、移動距離はかなり短くて済むことが分かると思います。
ちなみに寒そうな時はあえてラッシュガードは着ないで上半身は裸で行きます。水中ではあってもなくても関係ないし、外に出たら逆に濡れたラッシュガードでめちゃめちゃ冷えるからです。
それならすぐに乾いたタオルで体を拭いて包まった方がすぐに温まります。おすすめです。
水温27℃というのは正直それなりひんやりします。ただ「寒い!!!!」と叫ぶほどの水温でもなく、入ってしまえば外のほうが寒いので抜け出せなくなる感じです。
泳げればどこでも楽しめる子どもたち…。水深はほぼ全域で1.2Mとなっていました。
風が弱かったので湯気が立っているのが見えますが、温泉水でもないですし温かさは皆無です。
他に泳いでいる人はいませんでしたが、入れ替わりでプールに入っていた家族もいたのでゼロではありません。
またこのプールテラスは絶景ポイントともなっているので、チェックイン後のお客さんがダウンジャケット等を着込んでぬくぬくの状態で立ち寄っては写真などを撮っていました。
そんな寒空の中、水中ではしゃぐ我が一家…
プールのヘリはインフィニティとなっていて、別府の街から別府湾、大分の街まで見渡すことができます。
ジャグジーも併設されていて、スイッチでジェットバスになります。
37℃はまさに適温で、プールで冷えた体に心地よかったです。ただ一度入るとプールに戻るのに勇気が必要です。
問題は、このジャグジーは温泉のプール側からの入り口に一番遠いところにあるので、プールで泳いでジャグジーで温まったあと、寒空を小走りして温泉までいかなくてはならなかったことです。
またプールテラスの品の良い黒いタイル、めちゃくちゃ冷えてますので裸足で歩くと悲鳴が上がります笑。
冬季だと夜間は泳げないので、初日のレビューはココまでです。プールのあとの温泉が最高に気持ちよかったです。
2日目は一転して晴れてとても天気に恵まれました。やはり気温が10度以下ぐらいのお昼前に再度プールに突入しました。
天気がよく景色も最高の中泳ぐプールは最高です。水温は一定に保たれているので、外気温がどうであれ初日と同じように泳ぐことができます。27℃は屋内だと寒く感じるけど冬の屋外だと温かく感じる絶妙な温度だということが分かりました。
初日と違ったのは吹き荒れる強風でした。
インフィニティプールのエッジから落ちていく水が逆流して吹き上がるぐらいの強風が吹いていたので、体感温度は曇っていた初日よりも低かったです。
そんな中、風も寒さも物ともせず遊び続ける我が子達…景色は本当に最高でした。
このプールはロビーやクラブインターコンチネンタルルームがある東側の客室からは丸見えなのですが、あまりの寒さに止まったら死ぬとばかりにワタシはガチ泳ぎをし続けました^^;。
寒空の中プールではしゃぐ子どもたちと、傍らでガチ泳ぎする父親…他のお客さんの目にはどう写っていたのでしょうね笑。
子どもたちはまだまだまだまだまだ遊びたいと言っていましたが、ワタシが先にギブアップしました。賞味1時間、冬の外プールでそれだけ遊び続けられるのなら【冬でも泳げるプール】を公言しても大丈夫でしょう!
ワタシがお墨付きをあげます。
プール上がりは速攻温泉に入って温まりました。温泉、最高です(^^)。
夏に利用した人は分からないかもしれませんが、冬のプールと温泉のコンボは病みつきになるかもしれません(^^)。
まとめ
冬のANAインターコンチネンタルホテル別府に宿泊してきたので、冬でも利用できるという外のインフィニティプールの利用報告をお届けしました。
どうなん?って聞かれたら、泳げないことはないけどクソ寒いです😨
水温低め🥶 pic.twitter.com/XKq5Hr2upx
— ゴウタロウ@福岡LOVE空陸マイラー (@ugoraba) February 10, 2020
感想はツイッターでお伝えしたとおりで、「泳げないことはないけど寒い(水中より濡れた状態での外が)」です。
27℃という水温は冬に泳ぐプールとしては体感としては少し低めですね。
そして泳げることと、泳いだあと外に出て移動することは全く別物でした。幸い温泉入り口が近く、更衣室で水着を脱ぐだけですぐに温泉に入れるという動線に救われました。
我が一家が泳いでいる間も、何組もの家族がプールを見に来ましたが泳いでいる家族を見たのは2組だけでした。しかも同時間帯はなしです。
プールを見た家族たちのお子さんたちは泳ぎたそうな表情をしていたので、もし冬のANAインターコンチネンタルホテル別府に行くときでも水着は持参しましょうね。
ちなみに別府の温水プールといえば杉乃井ホテルです。
こちらは真の【温泉】プールですし規模も違います。冬でも水温は高めで入っていれば全然寒くありません。更衣室が共通で水着で行き来できる棚湯を代表とする温泉も最高です。
我が家も何度も利用していますが、今後ANAインターコンチネンタルホテル別府と杉乃井ホテルのどっちに行きたいかと聞いたら、家族全員が「インターコンチネンタル別府」という答えでした。
それはプールだけではなく、ホテルとしてのトータルホスピタリティが段違いだったことも要因です。まずはプールのことをお伝えしたかったので、続きはそちらの方についてもまとめていきたいと思います。