
スターウッドプリファードゲストアメリカンエクスプレスカード(SPGアメックスカード)は、スターウッドプリファードゲスト(SPG)系列のホテルで利用するのに非常におトクなクレジットカードでした。2018年8月よりマリオットとSPGのリワードプログラムが完全統合したことにより、元々マリオットグループに入っていたリッツカールトンも合わせて、29ブランド6,700軒のホテルとより多くのマリオットグループホテルでSPGアメックスカードをおトクに利用できるようになりました。
今回は、SPGアメックスカードの数多い特典の中でもワタシが注目する点に絞ってご紹介した後に、SPGアメックスカードをお得に発行する方法についてもご紹介します。
- SPGアメックスカードの基本情報
- SPGアメックスカード入会に付帯するゴールドエリートステータスとは
- マリオットポイントをザクザク貯める
- 魅力的なポイント交換先
特にポイントの交換先に多数のエアラインが含まれていることは、アメックスカードやダイナースクラブカードのポイントがANAマイルへの交換上限が40,000マイルに制限されるニュースの下、注目ポイントです。
もう知ってるよ!ということで、今すぐSPGアメックスカードに入会したい方は下記リンクより申し込みください。
目次
SPGアメックスカードの基本情報
スターウッドプリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックスカード)の基本情報をおさらいします。
- 年会費|31,000円+税
- マリオットボンヴォイのゴールドエリート
- 付帯カード継続毎に無料宿泊特典のプレゼント
- 日本国内にあるSPG系列ホテル直営のレストランで飲食費が15%オフ
SPGアメックスカードの年会費|31,000円+税
SPGアメックスカードはアメックスカードの中ではゴールドカートの位置付けなので、アメックスゴールドカード(年会費29,000円+税)に準ずる年会費が必要です。高額な年会費はこのカードのデメリットもされる点ですが、他の特典で相殺されるので、あまり問題ではないと考える人も多いです。
マリオットボンヴォイのゴールドエリート
SPGアメックスカードを発行するとマリオットボンヴォイ(Mariott Bonvoy)プログラムのゴールドエリートが付帯します。本来年に25泊をしないと得られないエリートステータスなので、非常に大きなメリットです。その特典で主なところは以下の通りです。
- ポイントサービス|25%
- 優先レイトチェックアウト|午前2時まで
- エリート専用予約ライン
- より望ましい客室へのアップグレード
残念ながら更に上のプラチナエリート以降で得られる「ラウンジアクセス」は付帯しませんが、十分に魅力的なステータスです。
付帯カード継続毎に無料宿泊特典のプレゼント
SPGアメックスカードを継続利用して年会費の支払いが行われると、2年目から無料宿泊特典がプレゼントされます。どのホテルでもいいわけではなく、1泊50,000ポイントのホテルまでを選ぶことが出来ます。上限の代表例とすれば、シェラトンワイキキホテルになります。
ワタシはシェラトンワイキキをSPGアメックスカードの無料宿泊特典で8月に利用しましたが、税金・サービス料を含めた値段とゴールドエリート特典を合わせれば、年会費の31,000円+税以上の価値は間違いなくありました。
日本国内にあるSPG系列ホテル直営のレストランで飲食費が15%オフ
日本国内にあるマリオットグループ参加ホテルの直営レストランならびにバーの飲食代金を15%オフにて利用することが出来ます。
SPGアメックスカード入会に付帯するゴールドエリートステータスとは
SPGアメックスカードにはマリオットボンヴォイのゴールドエリートステータスが付帯します。ゴールドエリートの特典は上記でも述べましたが、以下の通りです。
- ポイントサービス|25%
- 優先レイトチェックアウト|午前2時まで
- エリート専用予約ライン
- より望ましい客室へのアップグレード
ポイントサービス|25%
SPGアメックスカードは通常の利用で100=3ポイントのマリオットポイントが獲得できます。マリオットボンヴォイプログラムに参加しているホテルでの支払いにSPGアメックスカードを利用すると、100円=3ポイントに加えて、対象となる支払い料金1米ドルにつき12.5ポイント(通常会員の25%)を獲得することが出来ます。おおむね100円=6ポイントが追加されると考えていいので、マリオットグループ宿泊時に利用すると100=9マリオットポイント貯まります。
アメックスポイントに換算しても100円=3ポイント相当の価値があるので、3%還元率となります。
優先レイトチェックアウト|午前2時まで
マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格者は、空きがあれば午後2時までのレイトチェックアウトサービスを受けることが出来ます。プラチナエリート以上だと午後4時までなので、少し差があります
エリート専用予約ライン
チェックイン・チェックアウト時に、エリート専用ラインを利用することがあります。利用できるホテルやステータス間の差については、ホテルによって異なります。
より望ましい客室へのアップグレード
宿泊時に空きがあれば、よりステータスの高い客室へアップグレードを受けることが出来ます。コレはちょっと高層階になる、パーシャルオーシャンビューがオーシャンビューになる、などとイッたプチアップグレードも含まれます。
これら特典がゴールドエリートでどの程度得られたのかは、実際に新マリオットリワードが始まった直後にシェラトンワイキキホテルに宿泊してきたのでご確認ください。

結論としては、それはそれは満足なサービスを享受することが出来ました。
マリオットポイントをザクザク貯める
SPGアメックスカードを利用すれば、マリオットボンヴォイポイントをザクザク貯めることが出来ます。
- 普段の支払いで貯める|100円=3ポイント
- マリオットグループホテル宿泊で貯める|100円=3ポイントに加え1米ドル=12.5ポイント
- 入会時に貯める|入会後3ヶ月以内に10万円利用すると30,000ポイントプレゼント
普段の支払いで貯める|100円=3ポイント
SPGアメックスカードはSPGのポイントであったスターポイント時には100円=1スターポイントが貯まるクレジットカードでした。その時のポイント還元率は1%になります。
元々1スターポイント=3マリオットポイントと言う価値だったので、マリオットボンヴォイになりポイント還元率は3%のように見えますが、その価値は以前と変わっていません。基本利用では1%還元率と同等です。
マリオットグループホテル宿泊で貯める|100円=3ポイントに加え1米ドル=12.5ポイント
現状最もポイントが貯まる使い方は、マリオットボンヴォイに参加している系列ホテルに有償で泊まることです。宿泊料金の支払いでSPGアメックスカードを利用すると、通常のショッピングポイント100円=3ポイントに加えて、1米ドル=12.5ポイントのマリオットポイントが付与されます。以前のスターポイントの感覚では、ポイント還元率は3%前後になります。
入会時に貯める|入会後3ヶ月以内に10万円利用すると30,000ポイントプレゼント
実質的に1%ポイント還元という感覚でアメックスポイントに換算すると、SPGアメックスカードは100万円利用して10,000ポイント貯まります(=30,000マリオットポイント)。現在SPGアメックスカードは入会キャンペーンを行っていて、SPGアメックスカード発行後3ヶ月以内に10万円利用すると30,000ポイントがプレゼントされます。アメックスポイント換算では10,000ポイントです。
しかしさらに入会時にポイントをザックザク貯める方法があります。それはアメックスカードを利用している会員からの紹介で入会することです。
紹介で発行する|入会特典が36,000ポイントに増加
その仕組みをご説明していきましょう。
SPGアメックスカードを紹介で発行する|入会特典が36,000ポイントに増量
アメックスのプロパーカードと準プロパーカードホルダーの方からSPGアメックスカードを紹介してもらい入会すると、通常の入会ポイントが(3ヶ月以内10万円利用で)30,000ポイントのところが、36,000ポイントまで増量します。通常入会よりも6,000マリオットポイント増量になります。
紹介してもらってSPGアメックスカードを発行するデメリットは、残念ながら・・・ありません。通常よりより多いマリオットヴォンボイポイントがもらえるだけです。
・入会ポイントが通常の30,000ポイントから36,000ポイントに増量
・紹介での発行ご希望の方はSPGアメックス紹介問い合わせよりご連絡下さい
魅力的なポイント利用法とポイント交換先
SPGアメックスカードを利用して貯まったマリオットポイントは、以下のような様々な利用法があります。
- 無料宿泊にマリオットポイントを利用する
- キャッシュ+ポイントで宿泊料金をお得にする
- ポイントをマイルに移行する
無料宿泊にマリオットポイントを利用する
貯まったマリオットポイントは、マリオットボンヴォイ参加ホテルでの宿泊に利用することができます。

必要なマリオットポイントはホテルカテゴリーとシーズンによって分けられています。今回SPGアメックスカード入会で得られる30,000オーバーのポイントだとホテルカテゴリー「5」まで泊まれることになります。
キャッシュ+ポイント利用で宿泊料金をお得にする
ポイント宿泊するにはポイントが足りなくても、キャッシュとポイントを組み合わせた宿泊予約をすると、ポイントを有効活用することができます。

必要なキャッシュとポイントはやはりホテルカテゴリーとシーズンによって区別されます。
ポイントをマイルに移行する
SPGアメックスカードの最大の特徴と言っても良いサービスが、ポイントをマイルに移行する際の対応エララインが多いことが挙げられます。
対応エアラインは44にも及び、日本のエアラインであるJALやANAも含まれています。
ほとんどのエアラインで30,000マリオットポイントは10,000マイルに交換でき、交換比率は「3:1」です。
特徴は60,000マリオットポイントを移行するたびに、15,000マリオットポイントがボーナスとして加算される点で、それを有効活用するとSPGアメックスカードのクレジットカードとしてのマイル還元率は「1.25%」となり、多くのクレジットカードが1%マイル還元率のなか、その優位性が際立ちます。
またユナイテッド航空のマイレージプラスに移行する際は、さらに10%のマイルボーナスが付与されるのでユナイテッド航空の交換比率は「3:1.1」となっています。
ポイントの活用法まとめ
以上のようにマリオットヴォンボイプログラムで貯めることができるマリオットポイントは、ホテルに利用するも良し、エアラインに使用するも良し、のトラベラーにとって非常に使い勝手がいいポイント制度と言えます。
しかし最初の入会時に入る大量のポイント以外は、日々の決済で貯めるか、ホテルに泊まるか、年に数回行われていたバイポイント(ポイント購入)でしか貯めることができません。
ですのでこのカードを入手したら、日々の支払いをSPGアメックスカードに集約して、泊まるホテルもなるべくマリオットグループ系列のホテルにする方がベターです。まさに「マリオットの虜」と言ってもいいでしょう。
そして利用法としては、エアラインのマイルは他の方法でも貯めることができるので、やはり宿泊に利用するほうが有用かとは思いますが、それはマイルを爆発的に貯める方法を知っているかどうかで変わってきます。
ワタシはポイントサイトとニモカルートやTOKYUルートを利用してANAマイルを貯めています。


まとめ
ホテルを愛する「ホテラー」にとっても飛行機を愛する「マイラー」にとっても非常に魅力的なクレジットカード「SPGアメックスカード」を紹介させて頂きました。
特にマイラーにとってはマイルを貯めるに心苦しいクレジットカードのニュースが続いてアナウンスされました。


アメックスプロパーカードやダイナースプロパーカードのANAマイルへの移行上限が40,000マイルになる内容で、マイラーにとっては衝撃的なニュースでした。
そんな中、未だに多くのエラライン交換先を抱えマイル移行上限が実質無いSPGアメックスカードに対する注目はますます増してくるかと思います。
ワタシよりご紹介してSPGアメックスカードを発行し、申し込み条件をクリアすると36,000マリオットポイントがゲットできます(直の入会はこちらです)。
しかしよりオトクなキャンペーンを銘打ってきたアメックスのクレジットカードはその後改悪に向かうという歴史をたどってもいます。どうかno changeでお願いしたいところです。
やっぱりこのカードの魅力はホテルですよね!もちろんマイルも良いんですが、ホテルに宿泊できる方法は限られてますからね!
しかし、最後の一文が気になります!アメックスの常套手段なんですねぇ(;・∀・)
うんうん、おっしゃる通りホテルで宿泊できるのはホントにGOODです。ヒルトン族だけではやっていけないですし(^_^;)。
今はMMさんのお目々があるのでまさかいきなり改悪しないとは思いますが、メスが入ってもおかしくはないですよね(・_・;)。
[…] 好きだそうで、旅行記、エラライン修行が盛りだくさん!特に私は「スターウッドプリファードゲストアメックスカード」の記事を読んで、このカード発行したくなっちゃいました!wメ […]
ご紹介、コメントありがとうございます(^^)。
しかしちょびリッチさんの案件が載っていない記事をご紹介いただきちょっと冷や汗・・・
今はちゃんと大使の任を務めています!!