nimocaとは福岡県は天神に本社を置く「西日本鉄道株式会社」が提供する交通系電子マネーの1つです。
本拠地として使えるエリアは西日本鉄道株式会社が提供する鉄道事業とバス事業が主になります。鉄道は「西鉄」、バスは「西鉄バス」として福岡を中心として市民の「足」として活躍しています。
nimocaはSuicaなど他の交通系電子マネーシステムと互換性があるので、ほぼ日本全国で利用できます。
そんなnimocaとANAカードが合体した「ANA/VISAnimoca」カードが2017年に新しく発行されまして、nimocaポイントとANAマイルとのやり取りが可能になりました。
重要なのは各ポイントサイトからのポイントもnimocaポイントに交換でき、さらにnimocaポイントをANAマイルに交換できる、という事です。
陸でマイルを貯める「陸マイラー」としては、いかにポイントサイトのポイントをマイルに効率よく交換できるかが重要で、元々はソラチカカードと言うクレジットカードを利用した「ソラチカルート」が90%の交換率で最も効率がよく、陸マイラー達のゴールデンスタンダードとなっていました。
しかしそのソラチカルートも終焉を迎えることが決まっていまして、代替ルートを探さないといけません。
通常ならば
ポイントサイト→ドットマネー→Tポイント→ANAマイル|50%交換率
なのですが、まだまだ探せば80%近い交換率を維持できるANAマイルへの交換ルートが有るのです。
LINEルート|81%交換率
JQカードルート|70%交換率
nimocaルート|70%交換率
などです。その中でワタシが利用しようと考えているのは「nimocaルート」になります。
その理由ですが、福岡在住なので単純に応援したいということだけなのです笑。
他にもLINEルートはメトロポイントを経由するので、ソラチカルート閉鎖のことを考えると盤石じゃない可能性、JQカードルートは必要なクレカが2枚必要でさらに手続きが煩雑である、と言うのも選択し難い理由ではあります。
nimocaルートを利用するには、何はなくともANA/VISAnimocaカードが必要になります。
今ならECナビと言うポイントサイトを経由すると3,500円分のポイントがもらえますので、未登録の方はまずは下記よりECナビに登録の上ご利用下さい。
nimocaルートの詳細に関しては上記記事をご参照下さい。
図で示すとこんな交換ルートを辿ります。
ポイント交換に関しては問題ないのですが、最後のnimocaポイントからANAマイルに交換するにあたって、今のところネット上では出来ず、西日本鉄道の鉄道やバスの主要駅、経営スーパーに設置されている「ポイント交換機」でしかポイント交換を行うことが出来ません。
実際にポイント交換ができる「ポイント交換機」の主要な設置場所は上記になりますので、ご参照下さい。
このように最終的なポイント交換ではリアルな手続きが必要になることが「nimocaルート」のネックでもあり、福岡に来て頂けるかもと思わせてくれる楽しさ、でもあります。
また、他のポイントをnimocaポイントに交換するすると「センターポイント」と言うポイントに交換されるのですが、nimocaカードを持っているだけではこのポイント数が確認できません。スマホの読み込みで確認できるのは「nimocaポイント」ですので。
最近のスマホは、電子マネー内蔵カードをスマホのFelicaポートに接触させるだけでこのように残高を確認できますが、確認できるのはnimocaポイントだけなので、センターポイントがどの程度貯まっているのかは確認できません。
ポイント交換機でポイントは確認できるのですが、ネット上でも「履歴紹介サービス」に申し込めばnimocaカードに貯まったポイントを確認することが出来ます。
nimocaの履歴紹介サービス申し込み
nimocaの履歴紹介サービスに申し込むためには、まずnimocaのホームページにアクセスして「nimocaとは」を選択します。
右サイドバーの「会員メニューログイン」を選択します。
そして履歴紹介サービスの画面になりますので、右サイドの「新規登録のご案内」を選択します。まずはnimocaサービスに新規登録する必要があります。
まず案内に沿って「新規登録」を行います。
カード裏のNRから始まる番号などを登録していき、新規登録を行います。
本登録まで終わらせると、履歴紹介サービスを申し込むためのPDFファイルをダウンロードすることが出来ます。
これは履歴紹介サービスの利用申込書であるPDFファイルの一部なのですが、なんとここからアナログな手続きが必要になります。
このPDF書類をプリントアウトして必要事項を記入し、本人確認書類(運転免許証など)とANA/VISAnimocaカードの裏面コピーを同封して、指定の住所に送付する必要があります。
もちろん切手代もかかるし、ポイント交換機の利用を含めてnimocaサービスは何かとアナログと言うかリアルな手続きが必要になりますね。
(字が汚くて失礼しました、実は右手がしびれてうまく使えないので左手で書いています(^_^;))。
しかし手続きは迅速で、封書を送った次の日の夕方には上記のようなメールが送られてきて、ニモカのWeb利用履歴照会システムが利用できるようになります。同じ福岡県内なので、封書が届くのも早かったのかもしれませんが。
ニモカのWeb利用履歴紹介システム
早速、再度nimocaのホームページで「履歴紹介サービス」にログインします。
と言うわけで、現時点でのワタシのnimoca利用履歴をこのように確認することが出来ます。
SF残高がnimocaポイントで、上記でスマホで確認した画面と同じ金額です。
まあまだあまり利用できていません(^_^;)。
先月23日に実験的にPeXから移したポイントは今月の9日にセンターポイントに無事移行できていました。後はコレを「ポイント交換機」を利用してANAマイルに交換すれば、70%の交換率として5,600ANAマイルに交換できるはずです。ポイントがしっかり移行できていることが確認できたので、今度ポイント交換機を訪れてみようと思います(*^^*)。
実際、自分のポイントがどのぐらい貯まっているのかはこの手続きを利用しないとWeb上で確認できないのですが、貯まったポイント数が分からないと交換に行きようもないので、nimocaルートの活用を考えている方にとっては必須の手続きになるのはないでしょうか。
まとめ
nimocaポイントをWeb上で確認することができる、「利用履歴紹介サービス」への申込方法と結果をお伝えしました。
nimocaも利用者が増えてサービスが普及してきたらこのような煩雑な手続きなしにWeb上で利用できるようになるかもしれません。
ただ西鉄は、実際に自身のテリトリーでカードを使って欲しいはずなので、最後の「nimocaポイント→ANAマイル」交換するためのポイント交換機利用に関しては、すぐに改善しないかもしれません。
まあ不便な点もあると思いますが、ぜひ福岡に遊びに来てそのついでにnimocaで遊んでくださると嬉しいと思います。
もしANA/VISAnimocaカードをお持ちでなければ、ECナビにご登録の上「サービス検索」で「nimoca」と入力すれば
この画面になりますので、ぜひご発行をご検討下さい。
また、もし今回ご紹介したANA/VISAnimocaカードが初めてのANAカードの場合、ANAの「マイ友プログラム」を利用すれば、ANA/VISAnimocaの発行キャンペーンとは別にさらにマイルが貰えますので、ぜひご活用下さい。もちろんワタシからも紹介できますので、周りにANAカードを所有している方がいらっしゃらなければ、右サイドバーの「問い合わせ」よりご連絡下さい。